2013年3月27日水曜日

45.胃カメラ(経鼻内視鏡検査)



先日、初めて胃カメラを体験しました。

口ではなく、鼻から入れる内視鏡(経鼻内視鏡検査)です!


実は、昨年7月に行った初めての人間ドックの、胃部X線検査で『十二指腸潰瘍瘢痕疑い』と出てしまっていたんです。
今まで、バリウムを飲んでの胃部X線検査はしたことがなく、当然健康だろうとタカをくくっていたら…。
確かに、たま~に胃のあたりが痛むことはありました。
数時間くらいで治まっていたので、ただの痛み程度にしか思っていなかったんです。
ですが、結果を知り、「以前のストレスかな。そういえば心当たりが…」とか思っていました。

でも痕だし問題ないかと様子を見ていたんですが、確かに、時々痛い時があるにはあるんです。

そして、職場で、胃の検査をしてピロリ菌で引っかかった方がいて、その話を聞いて、もしかしたらと思ったので検査を受けてみることにしました。
世界一周中に何かあっても、こういった検査は受けにくいと思いますし。

ピロリ菌についてはこちらから


さて、今回の鼻から入れる内視鏡での胃カメラは、スコープの管が舌の付け根に触れないため嘔吐感が起きにくく、鼻腔への麻酔のため身体への負担が軽いようです。
口からの胃カメラは舌根部分にスコープが当たってしまうため、「おえ”~」となりやすいようです。
想像しただけで苦しい…。

私が通った病院では朝8時10分から開始でした。朝早くて助かります。
鼻への麻酔は注射器のような物に管が付いていて、それで液体を鼻の穴へ入れていきます。
やはり麻酔は変な感じですね。

胃を膨らませるための薬を飲み、ベッドに横になり準備完了。
先生が来て、スコープを入れます。

直径5.9mmの細くしなやかなスコープで苦痛が少ないと言っても、やはりキツかったです。

それでもモニターに映る自分の胃を見るのはかなり興味深いものがありました。
あの映像をデータで貰いたかったな。。。

途中、胃を染色するということで液体をスコープの管越しに入れられたんですが、青い液体でちょっと気持ち悪かったです。
胃の表面には知覚神経が無く、入れられてもあまり分からないですね。

表層に赤く炎症があり、組織を採取することになりました。

これもスコープの管の中にワイヤーを通し、先端がつまめるようになっていて、全部で4か所の組織を取りました。
胃の表面を千切り取るので、当然血が出ていたんですが、痛みは全然感じなかったです。
知覚神経って大事ですね。

検査結果は10日から2週間とのこと。
どうなることやら。
でも、ピロリ菌の異常が分かって除菌すると、それが成功したかどうかの結果が分かるのが半年かかるので、今回の胃カメラ検査で分かっても対処はしない方が良いってことになったんですが。。。


胃の止血用に液体タイプの飲み薬を出されました。

これがバリウムみたいに粘膜に張り付くような感じで飲みにくいったらなかったです。
出来たら飲みたくなかったんですが、胃の出血状態は分かるはずもなく、素直に飲みました。


そして出血のため、その日のお昼はヨーグルトのようなものだけ、夜はお粥程度と制限がありました。
自分一人だけで食べないのは問題無いんですが、一緒にいる人が美味しそうなものを食べていたり、美味しそうな匂いがしてくるときついですね…。

何はともあれ、どうか何事もありませんように(^人^)

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