サンティアゴ、とても居心地のいい街でした。
再会したKoichiさんと妻は昨夜というか、今朝の5時頃まで語り合っていたようです(笑)
サンティアゴは夜9時頃にやっと暗くなるんです。
サンティアゴの緯度は、南緯(S)33°26′。
暗くなるのが遅いので、皆、夕飯も遅くなって、夜9時や10時などになっています。
日本、東京の緯度は、北緯(N)35°41′。
たった2度くらいの差で、こんなに違うものなのか?!
ちなみに、サンティアゴと反対の緯度にある高知はN33°33′。
でも、夜9時まで明るいことってないですよね。
夏に少し日が長くなる札幌はN43°03′。札幌の夏って何時まで明るいんだろう…。
ちなみに、日照時間は東京もチリもあまり変わらないようです。
日本は日の出が早いため、そんなに夜遅くまでは明るくないようです。
このズレは地軸の傾きと公転軌道が楕円形の影響かな。
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日中、市内に行き、
今後のアルゼンチンのためにチリペソをドルに、1000ドルほど両替しておきました。
両替商で、外国通貨を現地通貨に換えてくれるところはどの国にもありますが、その逆をしてくれるのは珍しい気がします。
サンティアゴではどこでもしてくれます。
ATMでチリペソを下ろし、両替屋でドルに両替。
手数料はかかりますが、今後を考えてやっておきました。(これは大成功)
【 サンティアゴ市内の風景 】
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夕方、
ビーニャ デル マルへ移動しました。
サンティアゴからバスで
2時間弱。
ここは海岸沿いの街。魚介が美味しいと評判です。
長距離バスが1時間に数本走っているので、予約をせずにバスターミナルへ。
3社ほどあり、一番安い
『 Pullman Bus 』を利用しました。
正規料金は
6,600チリペソ(CLP。1チリペソ≒0.2円)。
なぜか勝手にディスカウントされ
6,000ペソになっていました。
人によってはもっと割引され、5,000ペソくらいで買えた人もいました。 運です!
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ビーニャ デル マルは、
「汐見荘」という宿が有名です。
バスターミナルやセントロから遠く、看板なども出ていないため、
情報が無いと絶対に分かりません。
コレクティーボという乗合路線タクシーに乗るのが一般的です。(下写真)
ターミナル近くに大きなスーパーマーケットがあり、食材を買ってから移動しました。
ちょうどその時に、グアテマラのケツァルテナンゴで出会い、サンティアゴでも短時間だったけど再会した
Utaさんと、ここでも再開しました。
次の移動のバスチケットを買いに来たついでだったようです。
コレクティーボ乗り場は少し分かりにくいため一緒に行ってもらいました。
いろんな路線のコレクティーボは来るんですが、目当てのがなかなか来ない。
来ても、すでに満員。
地元の人がどこへ行くんだと聞いてくれて、それならバスがあるとのこと。
チリ人は親切な人が多いです。
確かにバスが何台も通っていました。
「あれだ」と言われたバスで行先を聞いてみると宿の近くまで行くようでした。
大きな荷物を抱えて中へ。
帰宅時間だからか、次々に人が乗ってきます。
・・・ ・・・・ ???
あれ、
調べてた時間よりだいぶ長いぞ。
あちこち経由しているにしても、かなり走ってるはず。
しかし、皆離れて座っていて、しかも運転手とも離れていたため聞けません。
きょろきょろしていると他の乗客が英語で話しかけてくれ、
目的地が違うことが判明しました!
宿は「Baquedano」通りにあるんですが、その地名はビーニャ デル マルではなく、その
隣町のバルパライソの方が有名で、よく間違えるようです。
この情報も少し聞いていたんですが、まさか自分たちがなってしまうとは・・・
バスの運転手は、「運賃はいらない」と降ろしてくれました。
もうPM9時頃になり、暗くなって来たのでタクシーを捕まえました。
事情を伝えると、上限
6,000ペソでいいといってくれました。(メーターで8,000ペソくらいの距離でした)
なんとか目的地「汐見荘」に到着。
ホテルと言うより、広い一軒家です。
移動、疲れた~。
お腹すいた~。
と、キッチンに行こうとした時・・・
今後の
私たちの運命が変わりました。
「 南極 行きませんか? 」
隣の共同スペースで食事後に談笑していた旅人達から突然誘われました。
南極に上陸はできないけれど、
豪華客船でのクルーズ14泊15日で一人約1,700USドル!
実は、ずっと南極には憧れを持っていたんです。
世界には
6大陸あります。
今まで5大陸を旅してきました。
オーストラリア大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸。
そして見たことのない南極大陸。
南極への上陸船は
通常100万円前後。
アルゼンチンの
最南端の街「ウシュアイア(Ushuaia)」から多くの船が出ていて、キャンセル待ちを狙って半額程度で乗ることもできるようです。
最安で40万程度。
実は今一緒にいるKoichiさんが南極船に今回乗ってきていて、話を聞いたり、写真を見せてもらっていました。
今回は無理だよなと思いつつ、なぜか後ろ髪をひかれ続けていました。
なぜかイースター島よりも。
単純計算しても、豪華ホテルに一日一人約1万円ちょっとで泊まれてしまいます。
二人で2万円強。
通常の予算を何倍もオーバーしていますが、今まで切り詰めていたし、
こんな経験滅多に、本当に滅多にできることじゃないので即決しました。
他の方々がネット経由で申し込むのに便乗して一緒に手続きしました。
Iijima夫妻と、Kosuke・Yumiさん、これからよろしくお願いします!
あと3週間後かぁ。
これからパタゴニア(チリ・アルゼンチンの南側。氷河を見られる)に移動しようと思っていたけど、ルート変更しなきゃだなぁ。
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チリ・ビーニャ・デル・マルの安宿情報
『 汐見荘 』
電話:+056-32-2368315
住所:Baquedano319 Recreo, Chile
部屋タイプ:2人以上のドミトリー
金額:宿泊日数によって割引有。
ドミトリー7,000ペソ未満
Wi-Fi:有り。速い。
空調:無し。
トイレ:共同
シャワー:共同・お湯
アメニティ:なし
その他:看板なども出ていないため、情報が無いと絶対に分かりません。バスターミナルやセントロから遠いです。
Av.Arlequiでコレクティーボ(乗合路線タクシー)に乗るのが一番分かりやすいです。
・86番、88番だと宿の目の前を通る。
・2番、200番、220番だとRecreo地区に向かう
地元の人に聞き、Baquedanoへ行きたいというと、ビーニャ・デル・マルではなくバルパライソの方面を教えられるのが通常。
聞く時は、「Recreo(レクレオ!)」としっかり伝えましょう。
徒歩20分程度の場所に魚市場があり、新鮮な魚介類が手に入ります。
共同キッチンあり。包丁・まな板は充実しています。
コンロ4器でキッチンが狭いため調理渋滞が起こります。
余談ですが…
ハードディスクドライブ(HDD)を買いました。
1台は日本から持ってきていたんですが、盗難されたり破損する危険があるので2重にバックアップすることにしました。
特に南米は盗難の話をよく聞いていたので。
今までもずっと探していたんですが、国によっては見つからなかったり、高かったり。
今日、食材を購入したデパートに電気屋も入っていて、
TOSHIBA製1テラバイトを
44,490ペソで購入しました。
これで少しは安心かな。
旅の3分の2が終わってから
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