2013年2月27日水曜日

41.知覧特攻平和会館




先日、仕事で『知覧特攻平和会館』(鹿児島県南九州市知覧町)へ行く機会に恵まれました。
(リンク先は「知覧特攻平和会館とは」のページです。
 このHPのホームでは最初にメロディが流れますのでご注意ください。)

今から3年前の2010年3月15日に初めてここへ訪れた時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。


前職でお世話になった全国各地の方々にお礼参りをするために、
大学院を合格した後、北海道から鹿児島まで、東日本と西日本の2回に分けて車で行って来ました。

西日本へ行く時に、いつもお世話になっている『久屋歯科室』の田島先生からここを強くお勧めされたんです。


知覧特攻平和会館には、太平洋戦争末期の沖縄戦の特攻で散華された、1,036名の隊員の遺品や関係資料が展示されています。

その中でも目を奪われるのは、隊員の直筆の遺書。
文字通り、筆で書かれた遺書の原本が、生々しく、その方々の「生」が確実にあったことを訴えかけてきます。

17歳から32歳、ほとんどが20代前半の人たちが、自分の命の終わりというものを覚悟した壮絶な想いが詰まっています。
じっくり読んでいるとあっという間に時間が過ぎて行ってしまいます。
前回は2時間以上、今回も1時間半の時間を取ることができたんですが、まだまだ半分も見ることができてないです。

ここでは知覧町出身の語り部さんが、特攻の歴史的背景や隊員の遺書・手紙等について定期的に解説しています。
とても話がうまく、またご自身の体験を元に話をされているので、とても想いが伝わってきます。
行かれる方は是非聴いてください。だいたい30分くらいです。

それから、会館入口すぐに音声ガイドレシーバーが用意されています。
(100円/台。日本語の他にも、英語、中国語、韓国語にも対応しています)
これは、隊員のエピソードや戦闘機の説明を聴く事ができるので、めちゃくちゃお勧めです。


隊員の方々の生き様を知ることにより、自分の生き様を顧みさせられます。

自分は、この国を護りたいと思った方々に恥じない生き方が出来ているだろうか…
自分自身に恥じない生き方ができているだろうか…、と。

0 件のコメント:

コメントを投稿