眠い目をこすりつつ目覚めると、私たちと同じくらいに寝たはずのJoeyちゃんとJustin君はすでに元気にお目覚め。
元気だなぁ。
実は今夜、おそらく、食べ過ぎ+中でも肉で油をたくさん取りすぎたのとで夜中に気持ちが悪くなり、吐きました。
もう少し正確に言うと、
日本にいた時はお腹が痛くなることはあっても壊すことは滅多になかったので、
一瞬、飲み物か食べ物に中(あた)ったかと思い、少しでも減らそうと自分で指を突っ込んで吐きました。
吐いたら軽くなってきたのと、その他いろいろ(ここで書くには汚いので)とで、食中りじゃなく、単なる食べ過ぎかと安心して、念のため胃薬を飲んで寝ました。
まさか胃薬を自分が飲むとは思わなかったなぁ。
朝起きて胃腸の働きを整える漢方をさらに飲んでおきました。(これで完璧!)
さて、今日はマレーシアの祝日・労働者の日でGillianさんもWongさんもお休みなため、世界遺産の街マラッカへ連れて行ってもらいました。
クアラルンプルに着いてから初めて泊まった宿のスタッフや旅行者に、良いところだよと熱心に薦められていて、話をしたら一緒に行こうと。
同じく休みで妻の仕事仲間だったAnnieさん(昨日のAnneさんとは別人)が朝から合流してくれました。
朝から外食。
今日に限らずGillianさんたちは休みの日の朝食は外で食べるようです。
これは裕福層に限らず中華系には一般的の様で、朝にもかかわらずお店は満員でした。
朝食後に車2台に分かれて一路マラッカへ。
Annieさんの車の後部座席に乗った私たちは、前で話すAnnieさんとGillianさんの中国語を聞きながらいつの間にか眠りに落ち、目的地へと着いていました。
世界遺産の街マラッカ(マレー語:Melaka、英語:Malacca)は港湾都市として発達を遂げたマレーシア最古の都です。
その歴史的な街並みが認められ、2008年にジョージタウンとともに世界遺産に登録されました。
事前の下調べをしていなかったので、歴史的な都市や物を観光をしてもその奥深さが分からずにもったいなかったです。
でも、Gillianさんたちと一緒に観光するっていうのだけで、普段の旅では味わえない体験ができたので良しとします。
観光地を歩いたり、
美味しい中華料理屋さんに行ったり
めちゃくちゃ美味しいマンゴージュースを飲んだり、
キリスト教会周辺を見たり、
日本に布教に来たフランシスコ・ザビエルの像も建っているセント・ポール教会に行ったり、
協会は高台の上にありました |
中にはお金が投げ入れられていました |
石板がたくさん |
しかもAnnieさんの地元がマラッカだったため、色々と歴史的なことを説明してくれました。
英語ができたらもっといろいろ説明を聞けたのにな。。。
でもお蔭で、数時間の滞在のわりにマラッカを堪能できました。
爆音で音楽を鳴らしながら観光客を乗せています |
猫も自由。ちなみにここは屋台の商品の上です |
街を出るとそこには近代的な街並みが |
夕方にKajangに戻ってきて夕食を食べました。ほんと食べてばっかりだな。
Annieさんとはここでお別れです。
感謝を告げ、Annieさんは自分の車へ、私たちはWongさんの車へ乗りこみGillianさんの家へ戻ろうとしたその直後、Annieさんから電話が。
なんとバッテリーが上がってしまったみたいです。
ライトを消し忘れてしまったと。
すぐさま引き返し、エンジニアのWongさんがテキパキと車を移動し、エンジン同士をつなげてあっという間に解決。
こういうのも素敵な旅の思い出になります。
その後、Gillianさん宅へ戻る途中で現金を引き出すためにATMに寄ってもらうことにしました。
手持ちの現金が少なく、本日分の宿代(連泊分)と明日の交通費が足りなかったのです。
本当はGillianさんたちと別れた後にどこかに寄ろうと思ったんですが、思っていた以上に帰りが遅くなり、銀行が閉まるか心配だったので。
私たちは主にVISAカードでキャッシングを利用しています。カードが使えるだろう銀行に寄ってもらいました。
もちろんセブンイレブンなどのコンビニでもATMが置いてあることもありますが、それも何時までか分からなかったので。
週末に控える選挙のためATMからお金が引き下ろされすぎたためか、
1店舗目では、手続きは途中まで上手くいっていても結局お金が出せませんでした。
やり方がまずいのかと思いましたが、現地の方も同じようでした。
この時もWongさんやGillianさんはすごく励ましてくれて、
「今夜もうちに泊まってもいいよ」「お金が必要ならあげるよ」
とまで言ってくれました。
子どもたちもぐずらず、いつもご機嫌さんでいてくれました。
明日のペナンの宿も予約していたのと、今夜の宿からバス停までが近そうなので、当初の予定通りにしましたが、もっと一緒にいて、もっと話をしたいと思いました。
本当に親切というか、人情に篤い方達でした。
週末と選挙活動とで人でごった返していました |
戻ってからも、ペナンに行くためのバス会社を調べて電話まで掛けてくれ、受け付け開始時間まで調べてくれました。
なんか、こんなにしてもらっていいんだろうか、と申し訳なくなるくらいでした。
せめてもの感謝の気持ちにと、折り紙で鶴を折りメッセージを書いて枕元に置いておきました。
パッキングをした後、一家揃ってKajang駅まで送ってもらいました。
この時すでに22時を過ぎていたのに、電車の待ち時間の30分ずっと一緒にいてくれました。
このGillianさん一家からは、これからの生き方において、ものすごく学ぶことや考えさせられることが多かったです。
オーストラリアのTim一家に続いて、見習いたい家族にまたしても出会うことができました。
マレーシア一番の思い出です。
最後まで、何かから何までありがとうございます!
寺本さん一家から頂いたTシャツの文字 |
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