2013年10月24日木曜日

181.(11.5更新)10.24 ケニア2日目から。ケニア初バス、初ショッピングモール。そして、強盗襲撃事件


午前中はまったりリラックスタイム。

宿泊している日本人たちと話したり、ブログを更新したりしていました。


午後、ケニアで初めてローカルバスに乗って近くのショッピングモール「galleria」に行きました。
すでに乗ったことがある人がいたので、一緒に着いて行って。
 バス 50ケニアシリング(KES。1シリング≒1.15円)
 乗合ミニバンだと 30~40KESです。

ケニアで今年9月に襲撃事件があったナイロビ市内北部のショッピングモールは「westgate」
ショッピングモールに行くのも少し不安がありました。

今回行ったモールの入り口ゲートには警備兵がいて、店舗入口にも警備員がいました。
元々警備は厳しいらしいですが、事件の後は更に厳しくなったようです。


ここでの目的は「テント」を買うこと。

JungleJunctionに泊まっている人の何名かはテントに泊まっていて、費用を抑えていました。
これから南米に行くのにあたっても、ホテルの敷地内でキャンプできるところがたくさんあると聞いていたので、ここで購入しておくことにしました。
 3人用 2295KES。バックパックもあるので一人分多めのサイズです。

それから食材の購入。
サファリツアー用に水も大量に買って、またバスに乗って帰りました。
 1Lのペットボトルが40KES程度で、一人3Lを目安にしました(…余りましたが)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宿に戻って寛いでた夕方、少し暗くなってから事件は起こりました。


外で何か破裂音がしました。

スタッフが2人走ってきて、

「中に入れ!」と言い、そのまま走って建物の中に入っていきました。


外に不審者がいると思った私たちは、少し動揺しながら室内の共有スペースに移動。


しばらく話していると、後頭部から血を流したドイツ人男性が部屋に入ってきました。
パートナーの女性が、外でかなり取り乱して何かを叫んでいます。

その男性は命に別状ないようでしたが、ここで事件が起こったことを全員が理解しました。


宿のオーナーは今日はおらず、連絡が付かないよう。


さっき走っていたスタッフ2名は、我先に部屋に逃げてしまい、鍵を閉めて隠れていました。
しかもドイツ人女性のトーチライトを持っていってしまっていました。


南アフリカ出身の方が話を聞いていて、それを私たちにも説明をしてくれました。


どうやら強盗が鍵のかかっていなかった門から敷地内に入ってきて、レセプションにお金を要求したようです。
吠える犬に発砲して、その時、スタッフはすぐに逃げてしまったみたいです。

その場にいたドイツ人カップルの女性が捕まり、お金と鞄を取られ、男性は銃で後頭部を殴られました。
その後、犯人は逃走しました。

1時間ほどして警察が来ました。
朝まで警備すると言っていましたが、その後は敷地内にも門の外にもいませんでした。


不安なまま共有スペースで過ごしていると、停電

更に不安になった私たちはドミトリールームへ移動して復旧するのを待ちました。
暗い間、皆、ただでさえ恐怖を感じていたのが、さらに強くなりました。
この時はしばらくしたら電気は復旧しました。


実はこの後、日中、一人で出かけていた女性が帰ってきました。
この時すでに22時を回っていて、私たちもすごく心配していました。

本人はケロッとしていて、暗くなった後、バスを使って帰ってきたとのことでした。
その人から聞いて分かったんですが、門にはやはり警官などはいなかったようです。



ナイロビは治安が悪いとは聞いていましたが、こんな郊外で事件が起こるとは思っていませんでした。
でもその考えは甘かったようです。

暗くなる前に必ず宿に戻るようにして、夜中は絶対に出歩いては駄目だなと痛感しましたし、昼間でも単独行動はしてはいけないと感じました。
私たちは夫婦なので2人ですが、多ければ良いという訳ではないと思いますが、特に治安の悪い所では、昼間でも3人以上いた方が良いと思います。

警戒するのは大変ですが、し過ぎることは無いと思います。

「大丈夫」と言う人は、たまたま事件に巻き込まれなかっただけかもしれません。
警戒し過ぎて、楽しい思い出を作れなくなることもあるかもしれませんが、事件に巻き込まれてしまったら、旅どころではありません。

ただ、どんなに警戒していても防げないことはあります。

それは日本にいても同じことは言えますが、海外ではその確率が日本の比ではありません。
私たちも最大限に気をつけて旅を続けたいと思います。

心配をかけてしまうかもしれませんが、記録として今日の記事は書き留めておきます。



(更にこの後日、事件が続きました)

10月30日AM2時頃
また同じく「JJ」が複数人の強盗に襲われました。
外でテントを張っていた3名が被害に遭いました。
私たちと一緒にサファリツアーに参加した男性が手足を拘束され荷物を奪われました。
2時間の間、犯人たちは「JJ」の敷地内にいたようです。
宿の裏手の壁に土盛りをして、そこから入ってきたようで、計画的犯行だったようです。

私たちは26~28日までのサファリツアーの後でチェックアウトして、30日はウガンダに移動している途中でした。


「JJ」のセキュリティはずさんです。
他に見たホテルは警備員がいたり、レーダーや監視カメラを設置していたり、ライトを多くしていたり。
「JJ」はそれら全てがありません。
ケニア・ナイロビの宿情報は少なく、安宿の情報もあまりありません。
選択肢がほとんど無いので旅人が集まらざるを得なかったということもありますが、やはり治安が悪い場所でのセキュリティは必須だと痛感しました。
今後「JJ」に行くことを考えている方は是非一度再考してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿