昨日は一日のんびり過ごしました。
ここで有名な韓国料理屋『デバク』でサムギョプサル食べ放題(5ドル)を満喫したりしてました。
お肉のクオリティは…。野菜がたくさん食べられて良かったです!また行きたい。
さて、今日は朝5時出発で朝日に挑戦!
挑戦というのは、今が雨季で朝夕は天気が悪いことがほとんどだからです。
一週間のうち、1~2日しか見られないようです。
一昨日は雨、昨日はずっと曇りでたまに雨が降ったり。
アプリの天気予報では、「曇り 時々 晴れ 時々 雷雨」という気象予報マークを贅沢に使った表示でした。
しかもそれがずっと続いていました。
後日、宿を移って、そこの日本人スタッフに聞いたところ、ラオス人は天気予報を全く当てにしていないとのこと。
気温の変化や風向きで雨を予測するんだそうな。
さすが亜熱帯育ち!
そして今朝は…、曇り時々小雨。
こればっかりは仕方がないですね。
気を取り直して出発!
アンコール・ワットを見るためにはアンコール遺跡群ほぼ共通の『Angkor Pass』という入場券が必要です。
1日券(USD20)・3日券(USD40)・1週間券(USD60)とあり、日程の都合で3日券を購入しました。
購入日より1週間有効でこの中で3日使えるというもの。(連続じゃなくても構いません)
早朝からオープンしています。スタッフもたくさん! |
まずは念願のアンコールワットへ。
雲の切れ間に期待しましたが、全くありませんでした(苦笑)
入り口で感動する私たち。早朝でもたくさんの観光客がいます |
それでも初めて見るアンコールワットはとても神秘的で、ここまでこれたという嬉しさも合わせて感動していました。
PDFにしてあるガイドブックを見ながら遺跡を回ったり、人がいない中庭で夫婦で写真を取り合ったり、ゆっくりと堪能しました。
途中、暗い通路で仏像に線香をと促され、促されるままに線香をあげると寄付を要求され、5ドルや10ドルが包まれた包みを見せられました。
とりあえず1ドルを入れましたが、あのお金は、アンコールワットではなく、おそらくあの人たちの懐に入るんだろうなと冷静に思い直しました。
入ってすぐだったのでその時は分かりませんでしたが、遺跡には仏像がたくさんあり、やはり各所に似たようなことをしている人達がいて、寄付を求めてきます。
物乞いよりもずっと効率的にお金をもらえるすごいシステムに恐ろしさを感じました。
引っかかった直後は意気消沈しながらも、異国のたくましさを感じる出来事にはこの国のエネルギーを感じざるを得ませんでした。
トゥクトゥクの運転手もそうですが、観光客を相手にすれば、現地で真面目に働くよりもずっと大金が簡単に手に入ります。
たとえ外国人を騙したとしても、その人とはもう二度と会わないから平気なんでしょう。観光地ではこういう人たちがごまんといます。
彼らも自分や家族の生活が懸かっているので必死です。
もし私たち(日本)よりもずっと豊かな国があり、観光で日本に来て平気で大金を使っていく人たちを見たらどう思うんだろう…
古代クメール帝国の人たちが、今のカンボジアを見たらどう思うんだろう…
でも日本人は1ドル365円だったときから、わずか数十年で経済発展させたってすごいなぁ。
当時は海外の旅行者なんてほとんどいなかっただろうけど…
スケールの大きすぎる遺跡を前にし、悠久の歴史に思いを馳せていると色々なことが頭に浮かんできます。
9世紀から15世紀まで栄えていたクメール王朝が築いたアンコール遺跡群。
王朝が滅び、プノンペンに王都が遷って忘れられたり、見直されたり。
カンボジアの内戦時、特にクメール・ルージュによって破壊されてしまったり。
1992年に世界遺産登録されてから世界各国の参拝客や観光客が訪れています。
色んな歴史がこの国にもあるんだなぁ…
それにしても、
話しかけてくる人達、いったい何ヶ国語を話せるんだろうか。
勝手にガイドをしてきた青年はまだ高校生くらいだろうけど、私よりも流暢な英語を話してた。
生活に密着すればするほど学ぶ意欲は半端じゃなくなる。
「ハングリー精神」ってここでは当たり前だ。
アンコール遺跡群 写真ダイジェスト
~小回りコース~
1)Angkor Wat
いったいこの人は誰なんだろう… |
うっすら太陽が |
2)Angkor Thom(Bayonや王宮)
まずはBayon |
たくさんの四面仏 |
良く見ると顔がたくさん |
続いて、Baphuon |
登って |
さらに登る。 風が気持ちいい! |
実は涅槃仏(寝大仏) |
その次は、Phimeanakas |
階段がすごく急です |
周りには池。角には石像。 |
途中、ガイドを勝手にしてきてガイドを請け負うとする青年が |
像のテラス |
王のテラス |
2.5)Victory Gate
3)Ta Keo
ここは外側からだけ |
4)Ta Prohm
トゥクトゥクの後ろから |
ここは人気スポットなので屋台がたくさん出ています |
長い参道を抜けて |
ここは樹に浸食されている寺院として有名です |
こんな風に。自然の凄さを見せつけられます |
樹の生命力。まるで血管のような |
絵を描いて売る人 |
仏像を売る人 |
寝てる人。…いや何かを売ってる人 |
修復中の場所も |
子どもが見上げた先を見てみると… |
木登り小僧!高い! |
修復中。石に番号が書いてあります |
これを組上げるのは気が遠くなりそう |
5)Banteay Kdei
時間も遅く、観光客も少なく、静かで落ち着いていました |
穏やかな笑み |
修復が追いついておらず、かなり雑な応急処置 |
この樹も生命力がすごかったです |
暇そうな露店 |
どこか異世界へ行けそう |
本日はこれで終了です |
おまけ(トイレにて)
お母さんと一緒にいた子ども。まずは真似から |
今日は曇り空が続いてて、トゥクトゥクドライバーさんも夕日は見られないだろうということで、早めに宿に戻ることにしました。
今夜の宿は昨日見つけておいた少し安めの宿。
日本人スタッフもいて、色々と教えてもらいました。
シェムリアップには「タケオゲストハウス」や「ヤマトゲストハウス」という有名日本人宿があるんですけど、少し遠慮してしまいました。
トゥクトゥクの料金を参考にさせてもらったり、ご飯を食べには行ったんですが。
『Advisor Angkor Villa』
住所: Tapoul Village, Svaydang kom, Siem Reap Central Area, Siem Reap
電話: (855)93 687 372 / (855)68 855 551
http://advisorangkor.com/advisorangkorvilla.htm
夜は、地元のローカル食堂に行きました。
一人1ドル。
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