長いタイトルです(笑)
数年前に妻が友人たちとカンボジアに井戸を作ろうとNPOを通じて行った井戸支援。
その時は資金援助をして、実際の井戸はまだ見たことが無かったので、今回の旅で尋ねてみることにしました。
NPOは『 NPO法人MAKE THE HEAVEN カンボジア事務所 』で、妻がfacebookを通じて事務局の方と連絡を取り合っていました。
井戸支援をした場所はプノンペンから車で2時間以上かかるところで、公共交通機関はもちろんありません。
コーディネート費や交通費もろもろで一人110ドル(!)かかる、でも井戸支援をしているのでそれを50ドルにはできると言われました。
2日間提案されていたんですが、ちょうど今日は他の団体(北海道の方で、カンボジアの学校設立支援をしている)と一緒になるので、一人40ドルほどで行けるとのことで選びました。
ちょっと高いですが、これは今回以外には見に行けません!そりゃ行かねばっ!
朝、他の団体が泊まっている宿に歩いて行き、合流しました。
交差点は信号が無いところが多く、渡るのに苦労しました |
プール付のリッチなホテル。いつかこんなところに泊まってみたい! |
皆さんイキイキとされて、こちらまで楽しくなってしまう雰囲気を持っていました。
そりゃ、仕事をしながら、こういう活動に参加して、8日間のスタディツアーに来ちゃう人達ですから、エネルギーに溢れています。
バン2台とトラック1台に分かれ、私たちはバンに乗せてもらったんですが、同乗者の方々は明るく楽しくいい人ばかりでした。
支援物資を飛行機の荷物制限を軽く超えてしまうくらい持ってきた医療関係者、市議会議員、スープカレーチェーン店の経営者、パフェ屋さんの経営者、そしてNPOの方。
ものすごく面白い道中でした。
途中、川をフェリーで渡るんですが、そこでの物売りと子どもたちのエネルギーも半端じゃなかった。
子どもは人懐っこく、遊んでいて、たまに物やお金を要求してきて、駄目でもまた遊んでくる。
物売りは誰かが買うと、あんたも買いなさいよという雰囲気で声を書けて来たり、冷えた缶ジュースをいきなりほっぺたにくっ付けてきたり。
本当にたくましい。
待ち構えてます |
私たちと違い、同行者の方々は色々なものを買っていたので、子どもたちや物売りがずっとついてきました。
それこそ、フェリーの中まで(笑)
この人たちは通行料とかいらないんでしょうね。
バイクも同じところで船を待ちます |
ゲートが開いたら船まで歩く |
人や車や物で船上はギュウギュウ |
さて、フェリーを降りてしばらくするとアスファルトで舗装された道が終わり、土の道路になります。
アスファルトでさえ凸凹な道、未舗装な道は推して知るべし、です。
日本ではなかなか味わえないアトラクションですね。
悪路でトラックが動けなくなり、工事車で押して通過していきました。 |
目的地の学校前に着くと、何やらただならぬ雰囲気。
数名の大人やたくさんの子どもたちが校門のところで待っています。
子どもは両手に旗を持っています。
下りるや否や、現地の大人の方が同行した日本人達と握手やハグをしています。
(後で分かりましたが校長先生や学校の先生方でした)
呆気に取られる私。
学校設立支援。すごいですね。
私たちも車からおり、説明も出来ないので、一緒に加わりました。
少し校長先生がお礼を述べて、ランチタイム。
ここで私たちは、井戸を見に、バイクで連れて行ってもらいました。
久しぶりに乗るバイクの後部座席。
未舗装で凸凹な道。
日本ではなかなか味わえないアトラクションです。
数分走った後、一軒の民家の前で停まりました。
ここの井戸が、例の井戸です。
場所はプレイソムラオン村。
初めて見ることができた井戸に感動仕切りの妻。
来ることができて良かったです。
乾季には枯れてしまう井戸が多い中、この井戸は一年中使えると家長さんらしき男性が嬉しそうに話してくれました。
これは後で聞いた話ですが、カンボジアの地下水か地中にはヒ素が多く含まれているそうで、プラスチックの管で汲み上げるとヒ素がそのままになってしまうそうです。
鉄製の管を使うと、ヒ素が鉄と結合するようで問題ないとのこと。
問題になった時に調査した結果、この井戸からヒ素は検出されなかったとのことでした。
うん、良い井戸だ!
年中良い水が出ます |
時間も限られているので、街中で昼食を食べ、また学校に戻ります。
ちょうどその時、授業が行われていました。
今回の学校支援の方たちは今夜、この村でホームステイをするとのこと。
このツアーの目玉らしいです。
私たちは日帰り。
元々プノンペンへ戻る予定だったトラックに乗り、短時間の滞在は終わりました。
最終的に料金も一人35ドルに安くしてもらいました。
ありがとうございました!
帰りのトラック |
明日はカンボジア滞在最終日。
市内観光とバスの手配だ!
泊まっている宿の入り口。トゥクトゥクがいつもいっぱい |
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