2013年6月25日火曜日

104.(7.14更新)カンボジア5日目。アンコールワットの朝日。ベンメリア(Beng Melea)とロリュオス遺跡群(Roluos Group)

更新日7/14現在、タイに戻ってきました。(チェンマイにいます)
一昨日までラオスにいたんですが、インターネット環境がすこぶる悪く、更新ができなかったため、久しぶりの更新です。

----6月25日----------------
今朝は一昨日に引き続きアンコールワットの朝日を見に行きました。
諸事情があり初日とは違うトゥクトゥクドライバー(名前は伏せますが某有名日本人ゲストハウスの従業員)です。

ネットの天気予報を調べまくって、数時間ごとの予想をしているサイトをいくつか見比べ、もしかしたら今朝は朝日が見られるかもしれないという期待を込めて、朝5時出発!

雲も薄めで期待に胸が膨らみます。


アンコールワット到着。

これはイケるんじゃないか…

すごい数の人がすでに朝日を待っています。

朝焼けも。


池に映る姿も綺麗。




太陽はどこ?と思っていたら、アンコールワットの左側から光が差し込んできました。


(背景が明るい時に建物や人物を明るくとる方法が分かりません…)


とにかく本日の大目的の一つ、『アンコールワットで朝日を見る』達成です。


アンコールワットは2階部分があり、1つの階段から登ることができます。

初日は掃除のため(?)登れなかったので本日トライ!

…しようと思ったんですが、朝早すぎました。

だいたい7:30頃からゲートが開くんだとか。

説明書きを読んでいたら、門番をしていた係員が、
「5ドルくれたら通してやる」
と話しかけてきました。

そしてすでに登っていた人を指し、
「彼はお金を払って登ったんだ」
とのこと。

賄賂ですね~。
門の開通時間も、安全上もっと早くても危険じゃないに、この賄賂のためにわざと遅らせているのかと、変に勘ぐったりしちゃいます。

まだ1日あるのでその時にしましょう。



本日はメインの場所から少し離れた遺跡を見に行きました。

まずはトゥクトゥクで2時間くらい離れた ベンメリア(Beng Melea)遺跡

本日のトゥクトゥクは初日よりも馬力があり快調に飛ばします。

途中、舗装されていない道を通った時に通学の学生の一団を見かけました。


お尻が痛くなり、だいぶ飽きてきた頃に到着。
子どもたちがたくさんいました

ここは修復がほぼ手つかずで、崩壊した遺跡が見られます。
気が生い茂っていたり、岩が苔むしていたりする姿が『天空の城ラピュタ』に似ているということで人気の場所です。
入って正面にいきなりこんな光景が!

私はラピュタが大好きなのですごく楽しみにしていました。
天気にも恵まれ、森の中の遺跡に木漏れ日が当たり、とても綺麗な光景でした。

遺跡を遊び場にしている子どもたちは、
「ワンダラ~、ワンダラ~」
と言ってくる子もいましたが、中には観光客が通らないような場所を通ったり、危険とも思える歩き方をしている子たちもいました。
世界でも屈指の遺跡も子どもにかかったら面白い遊び場です。
崩壊しそうな遺跡で遊びまわっていたら、バランス感覚が身に着くし、たくましく育っていくんだろうな。


途中、地元のマーケットの屋台で昼食を食べました。


値段を聞いても英語が通じず、ついてきたトゥクトゥクドライバーが「2ドル」と答えます。
だいたいこういう場合はドライバーと関係があり、ドライバーがマージンを取ったり、観光客の支払うお金で自分も食べたりします。
先日のローカルレストランは1ドルで、ここも同じような感じでした。
言葉が通じないのでそれ以上追及することができず、とりあえず1皿を頼んで夫婦でシェアしました。

ちなみにトゥクトゥクのドライバー、これは普通に働いてもかなり高収入な職業のようです。
あるゲストハウスで、従業員とドライバーを掛け持ちしている人の話だと、ゲストハウスでの月給が50~60ドル。
今回、朝日+ベンメリア(Beng Melea)~ロリュオス遺跡群までの料金は、閑散期ということもあり相場より少し安くて30ドル。
たった1回で月給の半分以上の収入です。
ガソリン代やトゥクトゥクのメンテナンス代はかかりますが、ガソリンスタンドで見ていたところ、おそらく今回は3~4ドル程度。
(ガソリン代は日本と同程度)

雨季ではないハイシーズンだと仕事がひっきりなしにあり、相当な金額を稼ぐそうです。
一家でお金を出し合ったり、初めは違う仕事をしてお金を貯め、バイクを買ってトゥクトゥクドライバーになると一家の生活すべてを面倒みられるようです。
今回依頼した人は、高そうな服を着ていたり、おっきな宝石がついた指輪をしていたり、iPhoneを持っていたりとかなり裕福そうでした。

昨日交渉した話だと、2日間とも朝日から夕日までのはずだったんですが、今日になってみたら朝日と夕日は2日間の中で1回だけ。
それが今日ベンメリアの後に話した時に言われました。
元々そうだったと。
私だけなら聞き間違えもあるんですが、今回は私よりもずっと英語のできる妻も一緒。
昨日何度か確認もしました。
でもドライバーも譲りません。
今朝は朝日を見られたし、詳細な天気予報によると午後は曇ってきそうで明日は午後天気が良さそうとのこと。
面倒になってきたので、もうそれ以上は交渉もしませんでした。
人によってはたまにこういうこともあるようです。
もし、ドライバーに限らず、宿泊(連泊)やツアーなど、良い条件で交渉ができた場合には、紙に書いて一緒に確認するなどの対策を取る方が良さそうです。

残念な思いや悔しい思いをすることで少しずつ学んでいきますね。
あまり経験を積みたくはないですが(苦笑)


さて、今回のメインイベントは終わり、ロリュオス遺跡群(Roluos Group)を目指します。
ここはベンメリア程ではありませんが、郊外にある遺跡です。
でもちょうどベンメリアから街へ戻る時に寄ることができました。

ベンメリアの後だったので、クールダウンっていう感じですね…

まずは『 Lolei 』
治水技術で有名な場所です
何やら文字がいっぱい
ボランティアで開かれている英語塾がありました。

続いて『 Bakong 』
枠になっていて、遠くの塔が絵のように見えます

上からは見晴らしが良い!

最後は『 Preah Ko 』
細部まで造りが細かい


帰りも現地の人たちの生活の一端を見ることができました。
道路って面白いです。
トゥクトゥクは雨や風を避けられるカバーがあります。

明日はいよいよアンコールワット最終日だ!

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