98．(7.3更新) タイ10日目。予防接種とSIMフリー携帯電話

バンコクに来た目的の第一は、赤十字スネークファーム病院で、残りの予防接種を受けること。

一部の旅人の間では有名なんですが、タイの医療水準は比較的高く、割と安心して予防接種を受けることができます。
私たちはほとんどの予防接種を日本で受けましたが、少しだけでも費用を抑えようと、複数回受けなければならないＡ型肝炎とＢ型肝炎の最後の1回と黄熱病だけはタイで接種することにしました。

事前にバスでの行き方をインターネットで調べて向かいます。

私たちは15番を使いましたが、他の人が書いているように47番が一番便利です。一人6.5B。
(行きも帰りも47番です。後述のマーブンクロンを経由します)
赤十字病院の近くに着いたんですが、そこはスネークファーム病院ではなく、本部のような場所でした。
スネークファームと名がついているのは、蛇などに噛まれた時の血清の研究や予防接種が主の場所で、研究と観光のために蛇を飼育していたからのようです。
私たちは、その場所にはスネークファームしかないと思っていたんですが、とても敷地の大きい赤十字病院でした。

スタッフに聞いて、いろいろな場所に案内されて、棟が違うことが分かり、やっとたどり着けました。
しかも大きい道路まで挟んで！

こちらは本棟？

こっちがスネークファーム病院

着きかけたころに雨が。
なんとかほとんど降られずに辿り着くことができました。

受付をして必要書類に記入し、病院のカードを作ります。(20B)
血圧や脈拍、体温(これはおでこで！初！)を測ってもらいます。
お医者さんに予防接種歴のカードを見せ、問診を受けながら、何を打つかを決めます。
私たちは前述した3種類の注射と、週1回服用するマラリアの薬をお願いしました。

その後渡された用紙を元に病院内の薬局へ自分で買いに行きます。
クレジットカードが使えなかったので、近くのATMを聞いてお金を下ろしに行きました。
敷地外なんですが、歩いて2分程の場所にあるので困りません。
自分で注射される液体を買うのは不思議な気分でした。

そして、薬を持っていくと、お医者さんではなく、看護師さんが注射してくれました。
慣れているようでプスプスと打っていくんですが、打った後の絆創膏のようなものを貼る時の場所が適当でお互い苦笑いしてました。
1つずつ打つんじゃなく、まとめて打ってからだから分からなくなるのに、私の後に打った妻にも同じようにして、そして分からなくなっていました。

この方にプスプスっと打っていただきました

これがイエローカード(たぶん)。黄熱病予防接種完了の証明です。

無事に注射を終えて、今日の大仕事は終わりました。

帰りに『 マーブンクロン(MBK) 』というバンコク中心部にある大きなショッピングモールに寄りました。（wikipediaはこちら）
フィリピンで留学していた時の友人に教えてもらっていたんですが、ここの4階は電気街になっており、SIMフリーの携帯電話を買っておきました。
日本の携帯電話市場は海外の携帯電話が国内で使えないようにロックがかかっています（SIMロック）。
このロックがかかっているせいで、日本の携帯電話は日本国外では使えません。
そのため、今はiPhone4Sを持っているんですが、少し重くてゴツイiPodとしてしか使えていません。

今後もまたお世話になるであろうカウチサーフィンのホストと連絡したり、緊急の時用に安い携帯電話を持つことにしました。
もともと考えていたんですがタイが一番安いだろうということで。
色々見て回り、SAMSUNGのストレートタイプのものを購入しました。
本体(590B)＋タイ国内SIM(50B)＋プリペイド(50B)＝690B
プリペイドは払った分だけ使えるというものです。
マニアックな話ですが、通信方式は3GではなくGSM。
日本は4Gとかって言ってるのに。ま、通話できたらいいんです。品質はまだ通話したことが無いので不明…。

マーブンクロン（MBK)

12年前のような携帯電話。一応カラー液晶！

お腹も減ったので今日はこの建物内でご飯を食べることにしました。
　『8番らーめん』
という日本のラーメン屋さんです。
私は旅先では基本的に日本食は食べないんですが、妻と話し、興味も湧いたので入ってみることにしました。
なんとタイに100店舗あるそうです！（ホームページ情報）

日本でよくある日本語の筆文字看板が店内にあるんですが、周りはもちろんタイ人ばかりで、なんとも不思議な感じでした。

肝心のラーメンはというと…

日本の8番らーめんは食べたことはありませんが、『ラーメン』というくくりで考えても、このラーメンは日本のラーメンじゃありませんでした。
当たり前といえば当たり前なんでしょうが、タイ人好みの味に調整されているようです。
お腹も満たされたし、面白かったから良しです。

カオサン通りに戻ってから、ここの名物のクレープのようなものを食べちゃいましたけど。