昨夜、宿で、ある日本人女性に出会いました。
iPadを持ち情報収集しながら、約1年かけて世界中を放浪するようで、すでに4か月、アジアを中心に旅してきたようです。
昨夜はほとんど話す時間が無かったんですが、今朝、宿で朝食を食べる時に一緒になり、色々な情報交換ができました。
とくに便利なのが『MapsWithMe Pro』。オフライン地図でした。
インターネットがなかなか使えない環境では、オンラインで便利なグーグルマップなどが使えません。
検索などができなくても、オフラインでも使える地図があるととても便利です。
しかもiPhoneなどならGPSを使えるので現在位置も分かります。
GPSによって自分が向いている方向まで分かるので、初めての場所に降り立って、方向も何もわからない時には抜群の力を発揮します。
(…のはずだったんですが、私のiPhoneではGPSの精度がイマイチなのか、上手く現在地に矢印が合わず、活用できていません)
鈴木さんは今日の昼過ぎの便でインドネシアのバリに飛び立つ予定でしたが、けっこうギリギリまで話や情報のやり取りをしていました。
お蔭で今後の旅がより快適になりそうです。
こちらからも有益な情報を送れるといいな。
小さい荷物をもって颯爽と宿を出て行く鈴木さん |
本日は18時頃に、妻がかつての仕事で貿易関係の仕事をしていた時にやり取りをしていた中華系マレーシア人Gillianさん一家と会う予定です。
12時に宿をチェックアウトし、それから2時間ほど共有スペースで鈴木さんと話をしていたので観光するには遅い時間に。
そして今日もまた雲が多く、大雨が降りそうな予感が。
遅めの昼食をとって早めに待ち合わせをする駅に向かうことにしました。
外れのない例の中華屋さんに行って注文しようとすると、メニューが全然違いました。
お店の人も夜と全然違っていて、よく聞くと、昼と夜は別の店なんだとか!?
たしかに「朝市」と書かれた昼用のメニューと、「夜市」と書かれたチラシが壁に貼ってありました。
よく分からなかったけど、もう注文できるメニューがランチ的な1種類しかなかったので、とりあえずそれを注文しました。
シンプルなランチ |
歯ごたえのある肉でした |
骨が多い! |
でも、店主のような雰囲気のおじいさんは気さくで面白かったです。
満面の笑顔と「Good」や「Delicious」など、知っている限りの単語を使って話しかけてくれたり。
本当に夜とガラッと雰囲気の変わったお店になっていました。
経営者とかも変わってたら面白いなぁ。そんな話まではできませんでしたけど。
さて、雨が降る前に移動です。
ここでも昨日に引き続き、最寄駅にたどり着いたと同時に大雨が降り始めるというタイミング!
電車の乗り継ぎで、初日に辿り着いた KL Sentral駅で時間調整のために駅の中にあるマクドナルドに寄りました。
10年前、インドに行ったとき、ファーストフード店は中級料理店でした。
でもクアラルンプルのマクドナルドは大衆的な雰囲気でした。
昔からそうだったのかは知りませんが、自分の思い込みがここでも簡単に崩されていきました。
約束の18時にKajang駅に着くとすでにGillianさんと小学6年生の娘Joeyちゃんが待っていてくれました。
2日間一緒に過ごしてみて、このGillianさん一家との出会いは、マレーシアでの滞在で1番印象に残った出来事でした。
まずお宅にお邪魔しました。
車に乗せてもらい、通勤時間の交通渋滞がひどいという市内を走り、辿り着いた先はなんと豪邸!
豪邸が立ち並ぶ |
高級住宅街!山の中央には高級コンドミニアム! |
階段を上り、 |
ハイソサエティなスペースを抜け、 |
3階が客間。ここに泊めてもらうんですか!? |
専用シャワーがガラス張り!トイレと分かれてました! |
車で来る途中、警備員が守っていて会社でもあるのかな、と思ったところが実は高級住宅街でした。
マレーシアの治安は東南アジアではいい方ですが、それでもやはり物騒なようです。
後で知ったのですが、強盗などの犯罪が頻発しているため、警備員がそこかしこに配置されていました。
貧富の差がけっこう激しそうです。
豪邸に驚いている時間もあまりなく、とりあえずシャワーを浴びて夕食に出掛ける準備をしてとのことでした。
まだ早いのになんでシャワー浴びるんだろうと思っていたんですが、理由はあとで分かりました。
先ほどの2人と旦那さんのWongさんと6歳の息子Justin君の4人と私たちの6人で、いきつけの中華料理屋さんへ。
Wongさんが、日本人のお客さんを必ず連れてきて食べさせるメニューがあるんだと嬉しそうに話してくれていました。
そのメニューとは『バクテー(肉骨茶 Bak kut teh) 』
これが話題のバクテー! |
他にも数皿あり、食べ過ぎてしまいました。
肉の割合が多く、野菜が少ない感じです。
それでも太らないからいいですね。
Wongさんはもてなすのがとても好きなようで、たくさん食べて!と興奮気味です。
Gillianさんも、マレーシアに来たら観光よりもとにかく食べなきゃ!と食文化に自信と誇りをもっているようでした。
お腹一杯になった後に、
妻のかつての仕事仲間が近くに住んでいるからと再会をセッティングしてくれていました。
そして連れて行ってもらった先は、なんと夜景がきれいなダイニングバー。
1階にはプールとジムがついていました。 |
外に出ると |
夜景がすごく綺麗。 |
あれ!?
貧乏バックパッカーだよね。俺たち…
と軽くパニックになるくらいの雰囲気です。
こんなことになるなんて全く予想してなかった。
リッチ層(だけじゃないと思いますが)の生活は豪華だなぁ。
Gillianさんたちは子どもを家に連れて帰りそのまま家にいるとのこと。
妻はAnneさんとKNさんと再会することができて嬉しそうでした。
私はこの国の人と経済のエネルギーの強さに眩暈を覚えそうになっていました。
全員が夕食を食べてたので、軽く何か頼もうという感じだったんですが
普通に一食分か!っていうくらいの量。
目の前に出てくる珍しい食べ物にがっついていましたが途中からお腹パンパンでした。
パッションフルーツとドラゴンフルーツのフレッシュジュース |
料理の極めつけは、カニ!なんでも来やがれっ |
そして一通り盛り上がった後に出された選択肢が
1)帰宅して休む
2)美味しいインド料理屋さんへ行ってカレーを食べる
さ、さらに食べる!?!?
流石の私もこれには驚きました。
満腹な私たちは1)を選択させてもらいました。
でも2)を選んでいたら、おそらく1~2時までコースになっていたかも。
Gillianさんもそんなことを言っていました。
帰りが2時とかになってもOKってことですもんね。
ほんと、元気だわ。
Anneさんの車で送ってもらい、惜しみつつ別れて一息ついた時には日付が変わっていました。
なるほど、だからシャワーが先なのか。。。
あれ、まだJoeyちゃんもJustinも起きてる。
流石にいつもはもっと早くに寝ているらしいですが。
結局Gillianさんと一緒にみんなで話してから寝ました。
明日は世界遺産の街、マラッカへ行ってきます。