2013年4月21日日曜日

55.4.21(日) オーストラリア6日目。風の谷へ。そしてウルルとの出会い


初めてSwagで眠り、起床時間の5:15に目を覚ますとまだ真っ暗でした。

でも次第に朝日が昇ってきて…



今日はまず、風の谷『カタジュタ(Kata Tjuṯa, Kata Tjuta)Valley of the winds』に行きました。


平地にそびえる圧倒的に巨大な岩によって、風の流れがせき止められて、色々な方向に風が吹き抜けます。

岩に近づくと「ゴー」という音が聞こえてきます。

風の谷のナウシカ(漫画版) にでてくるような、戦争で焼けた要塞都市のような雰囲気です。
遠くから見る姿と近くで見る姿は全然違います。
近くだと全体が全然分かりません。
ただ、 どこを見ても絶景です。

今日も日差しが強く、汗をたくさんかきます。
途中で昨日と同じようにJakeがパワーエイドを入れてくれました。

登り坂を歩き続けると、突然景色が広がる場所がありました。


また出しちゃいますが、風の谷のナウシカの風の谷の雰囲気にピッタリです(笑)

ここの名前が風の谷だし、そのモデルにもなっているという話も聞いていたので、余計に感動が膨らみます。
先に来ていた観光者の中には、ずっと座って風を感じている人もいるようでした。


途中、以前に痛めていた右足をかばっていた妻が、昨日の疲労もあり、軽く足を捻ってしまいました。
それでも何とか頑張り、最後まで歩ききりました。
バスに乗ると、韓国人のKim(キム)が、韓国製の強力シップをくれました。一緒に歩いていると、妻の様子を見て「大丈夫?」と気にかけてくれる人もたくさんいて、世界各国の優しさをとても感じることになったツアーでした。


歩ききった後はお待ちかねのランチです。
カタジュカを遠くから全体を見られる場所まで移動して食べました。
小麦粉でできた丸くて薄い生地に、野菜やハムやチーズなどを乗せて、巻いて食べます。
具を乗せすぎて巻きにくくなりましたが、食事にも体中にも、ハエがひっきりなしにたかってくるので、追い払いながらとにかくモクモクと食べました。


今夜の〆は、『ウルル Uluru(エアーズロック)』のサンセットです。
何か大きな塊が…
ついにウルル(エアーズロック)とご対面!
近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます
でっかい!!!
その前に、ウルルの麓まで行き、Jakeの説明を聞きました。
昨日の記事でも書きましたが、説明はノーマルな英語なので、やはりほとんど分かりません。
あー、不甲斐ない。
言葉って大事です。

ただ、間近で見るウルルは、やはり想像を超えていました。
ここはオーストラリア先住民族アボリジニの聖地とされています。
私達がここに来られるようになった数十年前(国立公園になったのは1985年)より、はるか以前から歴史が紡がれているんだと思おうと、とても不思議で厳かな気がしました。


さてその後は、サンセットポイントまで行き、夕暮れ時を待ちます。
たくさんの観光客が同じように待っています。


遠くから見るウルルはめちゃくちゃ絵になります。

だんだんと色が変わっていく大地

夕暮れがきて…

そして星が見える頃に、実はそれまで一所懸命、車の影で夕飯を作ってくれていたJakeからお呼びが掛かりました。
なるほど、ここで食べられるんだ!

ウルルを見ながらの夕食、なんとも贅沢な時間でした。


今夜はキャンプ地で宿泊です。
もちろんSwagで寝るんですが、ここはシャワーやトイレなどの設備が整っています。

2日分の汗を洗い流し、気持ちよく眠りにつくことができました。


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