60．4.26(金) オーストラリア11日目。キャンベラでの別れとシドニーの名所

夜中に一度トイレで起き、また起きた所でTimとAidenに会いました。
早起きだなと思ったら、もう8時をまわっていました。部屋を暗くしてくれていたので全然気付かなかった…

昨夜から家のWi-Fiを使わせてくれていたので、そのまま起きてマレーシアの宿のリサーチをしました。
ググる(Googleで調べる)と色々な情報が出てきます。古い情報も沢山あり、信憑性に乏しいのも多くて困りました。

その中で見つけたのが、『booking.com』や『Agoda』、『トリップアドバイザー』というホテルの情報サイトです。
特にbookingは、日本の宿を予約したこともあり、最低価格保証制度が信頼できるので、このサービスがありどちらも提携関係の様な、上記2つのサイトから探しました。
1泊1000円未満の本当の安宿はこのサイトでは見つかりませんでしたが、その分、綺麗だったり対応が良さそうなので、マレーシア最初の日だけは予約を取りました。

朝食もTimの手料理。Timは休日は率先して作っているようでした。
本当に美味しくて、朝から食べ過ぎてしまいました。

ゆったりとした朝でしたが、やはり時間は無情にも過ぎていってしまいます。
寂しい別れの時間です。
Timがバス乗り場まで送ってくれ、Aidanがついて来てくれました。CharleneとRoobinとはここでお別れです。今日も青空が綺麗な気持ちの良い日でした。

車内の時間が名残惜しく、街へ快調に進む車が恨めしくもありました。
今日は平日なので街は混んでいましたが順調に進み、バス乗り場へ着きました。TimとAidanともここでお別れです。
しばらくするとAidanはTimにパンを買ってもらいベンチで食べていました。Timは、食べることで寂しさを感じないようにしているんだと言っていました。か、可愛い。そして賢い。Timのそういう理解が素敵だったし、きっとその通りなんだと思います。

別れを惜しみつつ出発したバスは快調にシドニーへ向かいます。
昨日と同じように、2時間ほど爆睡していました。

3時間半の予定よりも5分早く到着し、YHAの5人部屋にチェックインしました。出掛ける準備ができた頃には5時をまわり、綺麗な夕焼け空になっていました。

今日の目的地は、友人に勧めてもらったRoyal Botanic Gardensと有名なSydney Opera
Houseでしたが、Botanic Gardensの方は、閉園時間がSunsetという、なんとも素敵な時間だったため諦めて、Opera
Houseへ電車で向かいました。
最寄りのCircular Quay駅へ着くと、もうすっかり日が暮れて、綺麗な夜景が始まっていました。

観光名所なのとオフィス街、日常的な交通手段としてのフェリー乗り場が合わさっているところなので、人でごった返していました。

どこを撮ってもお洒落な景色です。

ここも有名な Harbour Bridge

港沿いにバーも出ています。生演奏も。

シドニーへ来たらOpera Houseは見なきゃですね。
綺麗な建物で、とりあえず中へと入ってみました。もちろん観劇はしませんでしたが。

帰りは一駅手前のTown Hall駅で降り、途中のcolesで夕飯の買い物をして帰りました。
自動券売機で電車のチケットを買った時に、試しにと往復切符の値段を調べてみたら、なんと片道分がほぼ半額になっていました。
シドニーの駅の案内は時刻表はあるんですが、日本のような分かりやすい料金表どころか、料金に関する表示が全く無く、往復切符のことも書いてなかったので全然知りませんでした。これもネットに接続できたらすぐに分かったんだろうな。。。

気を取り直して買い物をしました。オーストラリア最後の夜は牛肉と豚肉と野菜の炒め物です。オージービーフの国、肉が安い～。挽肉だとさらに安い～。
21時頃に戻ってきて、YHAの綺麗なキッチンで妻が料理をしてくれている頃、私は明日のマレーシア空港に着いてからのシャトルバスの確認をしていました。AirAisaからのメールで添付された書類には金額の明細はあったんですが、チケットらしいものは無く、web上ではプリントアウトしてもってくるようにと書いてあったような気がしたんですが、インターネットに接続していないので分かりません。
あと数時間も起きてないので、この時点で1日Wi-Fiを買っても持ったいないので、この文書を受付でプリントアウトしてもらうことにしました。
が…、データはSDカードなどの記憶媒体ではなく、メールで送るしか受け取れないとのことで、諦めて明日のAirAisaチェックインで聞くことにしました。
旅をしてるとほんの些細なことが不便でスムーズにはいかなくなりますよね。それも旅の醍醐味かな。

美味いご飯を食べて、明朝のシャトルバス予約をし、シャワーを浴び、パッキングをして早目の就寝です。
ちょうど日本人の青山学院大学3年生と同室になり、少し話をすると、興味深いことが満載でした。
ワーキングホリデーでオーストラリアに来て、3ヶ月目とのこと。オーストラリアに来るために貯めたお金は500万円！しかもたった6ヶ月で！キャバクラで頑張って稼いだんだそうです。私たち一人当たりの予算の倍だ～。
父親が会計士で、経済学部に入ったけれど、合わないとのことで、今回のワーキングホリデーは意を決しての挑戦だそうな。ただしTOEIC800点を取ることが条件との。やることをやれば口出ししない家庭のようで、キャバクラで働くのもOKだったんだと。色んな家庭があるものですね。
結局寝るのは24時を少しまわってしまいました。

この時には、明日起こる恐ろしいことに全く気付かず、呑気にシドニーの、そしてオーストラリアの最後の眠りにつきました。