2013年10月28日月曜日

183.(11.1更新) 10.28 ケニア4日目から。マサイマラ国立保護区でのサファリツアー


『わくわく動物ランド』って知っていますか?

Wikipediaの情報によると、
「1983年4月13日から1992年3月25日までTBS系列局で毎週水曜20時台に放送されていたクイズ番組」です。

小学生の当時は、完璧にこの番組にハマっていました。
毎週欠かさず観ていました。

実家は犬や猫などを飼えなかったので、余計に色々な動物に興味があったんだと思います。

10歳頃に見た『わくわく動物ランド』のサバンナ特集、これが世界に興味を持った第一歩かもしれません。
この世界一周の旅を始めたキッカケになってるかも。


アフリカは治安が心配でアフリカ大陸自体に来られるか分かりませんでした。
そんな中、色々なタイミングが重なりケニアに来ることができ、
26~28日の2泊3日で念願のサファリツアーへ行ってきました。


同じ宿からは私たち以外に3人、計5人で申し込みました。
宿に朝7:00に迎えが来て、旅行代理店で契約をするため、初めてナイロビの中心部に行きました。
アフリカは人口爆発していると聞いていましたが、都市部では本当に人が密集している感じでした。
郊外から市内へ

ケニア・ナイロビの旅行代理店
『 KAIRI TOURS & SAFARIS LTD. 』
Uganda House, 1st Floor, Kenyatta Avenue, Nairobi Central, ケニア
P.O.Box: 75996-00200 City Square
電話: +254-203003041
Mobile: 0727827007
http://www.kairi.co.ke/

2泊3日マサイマラ国立保護区サファリツアー
  300USD or 25,200KES(ケニアシリング。1KES≒0.04)
最終日にナイロビ市内提携宿の宿泊が無料。
(出発前日も無料になるらしい)
ここでサファリ翌日のウガンダ行きのバスを手配してもらいました。
対応は良いと思います。


ナイロビではカメラの盗難も多く、昼間でも持ち歩くなと言われています。
また、テロを防止するため(計画をさせないため?!)、街中の写真撮影が禁止されているようです。

たまたま手続き中に、私たちを待っていたコロンビア人男性が街の写真を撮っていたら警察に捕まり、危うく刑務所行きになりそうになったと言っていました。

街の写真が撮れないって、、、


マサイマラ国立保護区へは車で7~8時間くらい。
1時間以上走ったところで、イギリス人女性2人組をピックアップして、8人でキャンプ地へ向かいました。

4~5時間くらいしてからアスファルトの道が無くなります。

デコボコの土の道。
土ぼこりを巻き上げながら進んでいきます。
強い日差しで車内は暑くなりますがエアコンは効きません。
窓ガラスを開けて、対向車が来たら急いで閉めて。

でもこれがサバンナに向かっていることを嫌でも実感させてくれます。


15:30、やっとキャンプ地に着きました。

『RHINO TOURIST CAMP』
http://www.rhinotouristcamp.com/
マサイ族の村のすぐ近くです。

16:00から早速、サファリに入りました。
テレビでも見たことのある、上が開く車!
シマウマが最初の動物!
ヌー
インパラ
バッファロー
車がはまってしまったり
アフリカの自然は雄大でした
ライオンの親子
やはりライオンは別格です

今回は2時間ほどで終了。

夕食は選択肢は少ないけど、量は自由のビュッフェ形式。
思いの外、美味しかったです!

部屋は一応テントなんですが、造りがしっかりしています。
2人部屋で、それぞれトイレ、洗面台、温水シャワーが付いています。
電気は18:00頃~22:00まで使用可能。
思いの外、充実していてびっくり。

消灯時間を過ぎると発電機が止まるので、真っ暗。
満天の星空がとても綺麗でした。


2日目。27日。
6:30から朝食に朝食を食べて、7:00にはさっそくサファリへ。
昼食を取った13:00までずっと動物を追いかけました。

今日は早めの16;00頃に終了。
と思ったら、
「マサイ族の村へ行けるのは今日しかない」
と言われました。

タイムスケジュールとかは聞かされていません。
他の人の話から最終日かと思っていました。

ちなみに、マサイ族の村へはオプション料金がかかり、一人1,000KESが必要です。

マサイ族と言えば「ジャンプ」
本当にジャンプして踊ってくれました!

でもちょうど雨が降ってきて…

2人一組になり、家にお邪魔して話を聞いたり、こちらの質問をしたり。
火おこしも見せてもらいました


3日目。28日。
6:00に集合してサファリへ。
早朝こそ動物たち、とくに肉食動物が狩りをする時間なので、一番の見どころなんです。
2時間ほど堪能しました。
朝靄がかかる風景。小学校の社会の教科書で見たそれでした!

8:30から朝食を食べ、9:00にキャンプ地を出発、13:00に昼食を食べ、16;30にJungleJunctionに着きました。
預け荷物を取り、再度出発。(荷物預け代、1日75KES×2日分)
18:00にナイロビ市内の宿に着きました。


≪サファリで見た動物たち(間違えていたり、書きそびれているものもあるかも…)≫
哺乳類
ライオン(メス・子どものオスとメス)、バッファロー、アフリカゾウ、チーター、
シマウマ、アミメキリン、マサイキリン、インパラ、トムソンガゼル、グランドガゼル、トピ、ハイエナ、ジャッカル、ヒョウ、サーバル、イボイノシシ、カバ、ナイルワニ、ヒヒ、サバンナモンキー
鳥類
アフリカハゲコウ、ダチョウ、ホロホロチョウ、カンムリヅル、アマサギ、ウシツツキ、ライラックブッポウソウorテリムクドリ


サファリに行くまでは、動物は動物園でも見られるし、治安の悪い所へわざわざ行く必要はないかとも思いましたが、それは行けない口実を作るためでした。
行って良かった!

子どもの頃に憧れていた場所に行けて、憧れていた野生の動物を観ることができて、本当に良かった。



10歳の頃です。
『わくわく動物ランド』を見た後、隣の家の兄弟と裏山の上に行ったときに、

「サバンナって遠いのかなぁ」

「向こうの山より、もっともっと遠いよなぁ」

「もっと、もっと」
「もっと、もっと、もっと」
「もっと、もっと、もっと、もっと、」

とずっと言い合っていて、翌日も、そのまた翌日もしばらくそれを言い合っていました。


もっと、もっと、もっと、もっと、海を越えてず~~~っと遠い、アフリカの地・ケニアで、子どもの頃の夢を叶えることができました!

2013年10月25日金曜日

182.10.25 ケニア3日目。ジラフ・センターでキリンとぶちゅ~


今の宿の近くには『ジラフ・センター』があります。
元々は絶滅の危機に瀕した「ロスチャイルドキリン」の繁殖用のセンターでしたが、現在はケニアの学生を対象にした教育プログラムが実施されているとのことです。

とにかく、キリンを間近で見ることができます。

それどころか、キリンに餌をあげられて、更に触ることができて、あわよくば接吻、つまりキスもできてしまうんです。

気分転換にと宿の人と合計6人で歩いて行ってきました。
片道2キロ弱くらい。

正門じゃないけれど

ジラフ・センター
学生500ケニアシリング(Ksh)、一般1,000Ksh

広い敷地の中にイボイノシシやキリンがいます。

入り口の近くに小屋があり、2階部分に上がれて、そこから餌をあげられます。
初めはたくさんの木々で、キリンの影すら見えませんでしたが、スタッフがキリンを呼んできて(追いかけてきて)くれて、キリンが観察小屋に集まってきました。

スタッフが餌を入れたバケツで音を立ててキリンを呼んでくれます。
ちなみに餌はスタッフから何度でももらえます。


すぐにキスをしようと仲間が餌を咥えています。

初めはなかなか成功しませんでしたが、やっとキリンが来てくれてあちこちで歓声が挙がりました。

キリンとのファーストキス
キリンの唇はふわふわした毛とチクチクした毛でおおわれいて柔らかく、舌はざらざらしていて、キスをするとべっとりと唾液がくっつきました。

面白くて、みんな何度も何度もやっていました。

魅惑的なキリンの瞳

あっという間に1時間以上経っていました。

小屋の近くに水道があり、石鹸を使って手や顔を洗えます。
普通に手で餌をあげても唾液でべたつくので、親切設計ですね。

ショップの看板もキリン

思った以上に満足して宿に戻りました。