2013年6月30日日曜日

109.(7.15更新) ラオス初目。シェムリアップからラオス(シーパンドン・フォーサウザンドアイランド)へのバス移動


今日は早起きして昨日予約したバス会社へ向かいます。
昨日は持ち合わせが無く、6時に来てチケットを買ってと言われたので、少し早めに。
すでにたくさんのバスが停まっていました。
『 Phsar Thmei 』の近くです
チケットカウンター
このガソリンスタンドの向かい側です
 『 PHNOM PENH SORYA DEKCHUNCHOUN NAKDAMNOEUR CO.,LTD
168 というのがマークのようです。
 電話:081-90-80-22/ 012-63-15-45
    081-90-80-07/ 012-63-15-45
 携帯(?)(855-23)210-859/ 210-359
・シェムリアップからシーパンドン(フォーサウザンドアイランド)までのバス料金は25ドル。
・シェムリアップからパクセーまでのバス料金は28ドル。

国内やベトナム行は比較的立派なバスで行先も書いてあったんですが、ラオス行はフロントガラスの右下に小さな「LAO」というシールのみ。

ふ、不安だ…

後で聞いた話ですが、カンボジアからラオスへ陸路で移動するのは主流ではないようです。
どうりでカンボジアからタイやベトナムへはたくさんの会社が提供していたのに、カンボジアからラオスはバス会社が1つしか見つからなかったわけだ。

どういうスケジュールかも分からないのでまずは朝食を食べることにしました。
バスを掃除していた人に聞き、大きな荷物をバスの荷物入れに入れてもらいました。

あまり離れるのも心配なので、高めだったけど近くのレストランへ。
簡単な料理だと思うんですが、やはりなかなか出てきません。
出発時刻が迫ってきてたので、料理が出てから大慌てでかき込みました。

そして、やっぱりという感じなんですが、出発時刻の6:45を過ぎてもバスは一向に出発する気配がありません。
7時を回ってようやく出発。

トンレサップ川に沿って北上し、比較的順調に進みました。

8時過ぎ頃に食事休憩。
朝食かな?

その後、未舗装の道やクネクネ道、道がどんどん悪くなっていきます。

13時頃お昼休憩。
ちゃんと休憩取ってくれるバスで良かった。
カレーと言われたけど、甘かった…

17時にラオスとの国境に到着。
その前に入国カードを書いたんですが、その時に、
「カンボジア出国のスタンプで2ドル、ラオス入国のスタンプで2ドル、手数料で1ドル必要だ」
と言われました。

払わないとスタンプが押されないとのこと。
タイ‐カンボジア間の悪徳バス会社再びか!?と思いましたが、他の旅行者もいるし、自分たちでやって時間がかかったら迷惑がかかるかと思って、5ドルだし払うことにしました。
国境では数名の乗客が降りて歩いていきます。
自分たちでやっても良かったんですね。
ま、今回は初めてだし、情報も無かったので仕方ありません。
カンボジアのイミグレーションオフィス(?)

後で分かったことですが、カンボジア出国でもラオス入国でもスタンプを押してもらうにはお金が必要とのことです。
ただし、カンボジア側は必要が無いときもあるんだとか。
(2ドルを1ドルにまけてもらったという人にもこの後会いました)
担当者に依るんでしょうか。今回はバス会社に入ったのかな。


とにかく、6ヵ国目、ラオスへ入国!
今回は歩いて国境を超えました。
どこが国境のラインかは分かりませんでしたが…
このポールが国境なのか!? ロマンがあるなぁ
この建物が国境を管理している!のか!?
この小屋(?)でスタッフが入国手続きしてました


それから1時間20分ほど走り、シーパンドンに近い辺りで停まりました。
私たちが向かうシーパンドン(Si Phan Do)とはメコン川の一地域に浮かぶ沢山の島々の総称です。
それぞれ、シー(4)パン(1000)ドン(島)という意味があります。
4000もの島々!だからフォーサウザンドアイランドど呼ばれます。

フィリピンにいた時に、ハンドレッドアイランドへ行きましたが、河の中腹にあるにも関わらずそれよりも桁違いに島が多いなんて驚きです。


ちなみにほとんどの欧米人たちもここで降りていました。
欧米人たちに大人気の場所です。
この中に、イギリス人で現在これから渡る一番メインの島、ドーンデッド(デッド島)で暮らしているという人がいて、みんなに情報を伝えてくれました。
島内にはATMがありません。
ラオスに入り、通過はLAK(ラオスキップ。1LAK 約0.0128円です。2013/7現在)になります。
島内ではドルも使えるとのこと。

ただし持ち合わせのドルはいつでも使えるのでなるべく減らしたくありません。
近くにあるというATMまで行ったんですが使えませんでした。日曜だから休み?終了が早かった?
数人の旅行者は持ち合わせが全く無くなってしまっているとのこと。
どうするんだろう。
ま、単身旅行者ではなく仲間が良そうなので何とかなるのかな。

イギリス人がみんなを先導してくれます。

デッド島はもちろんメコン川の中州にあるので、ここから船に乗らなければなりません。

渡し船は本来15,000LAK。でもドルだと3ドル(約23,300LAK)。
おつりはもらえませんでした。
今日は日曜でスタッフがおらず、地元の旅行会社が代理で行うので手数料がかかるとのこと。
こんなとこでも!

でも船着き場で、めちゃくちゃ綺麗な夕焼けを見られたから良しとしましょう。
欧米人たちって絵になるなぁ
絵になるなぁ

5分もしない間に船はデッド島へ。
って、対岸というか、川の中なのにこんなにかかるんだ!
メコン川ってめちゃくちゃ広いですね。

島内には、サンセットが見られる宿とサンライズが見られる宿があるようです。
欧米人たちは全員サンセットの方へ。
私たちはサンライズが見られる方へ宿を探しに行きました。

途中、安いバンガローの宿があったのでここで決定。
宿名は記録し忘れました。
  4ドル(もしくは30,000LAK)
 ファンのみ。お湯シャワー。ダブル(ツインも同じ)
 Wi-Fiは共有スペースのみ。

ここは川に面しておらず朝日を併設レストランで見ることができないけど、向かいのレストランなら見られるとのことで、夕食はそこで食べることに。

デッド島はバンガローは安いけど、食事が高い!

2013年6月28日金曜日

107.(7.14更新) カンボジア8日目。妻が友人たちと行なったカンボジア井戸支援場所を尋ねて


長いタイトルです(笑)

数年前に妻が友人たちとカンボジアに井戸を作ろうとNPOを通じて行った井戸支援。
その時は資金援助をして、実際の井戸はまだ見たことが無かったので、今回の旅で尋ねてみることにしました。

NPOは『 NPO法人MAKE THE HEAVEN カンボジア事務所 』で、妻がfacebookを通じて事務局の方と連絡を取り合っていました。

井戸支援をした場所はプノンペンから車で2時間以上かかるところで、公共交通機関はもちろんありません。
コーディネート費や交通費もろもろで一人110ドル(!)かかる、でも井戸支援をしているのでそれを50ドルにはできると言われました。
2日間提案されていたんですが、ちょうど今日は他の団体(北海道の方で、カンボジアの学校設立支援をしている)と一緒になるので、一人40ドルほどで行けるとのことで選びました。

ちょっと高いですが、これは今回以外には見に行けません!そりゃ行かねばっ!


朝、他の団体が泊まっている宿に歩いて行き、合流しました。
交差点は信号が無いところが多く、渡るのに苦労しました
プール付のリッチなホテル。いつかこんなところに泊まってみたい!

皆さんイキイキとされて、こちらまで楽しくなってしまう雰囲気を持っていました。

そりゃ、仕事をしながら、こういう活動に参加して、8日間のスタディツアーに来ちゃう人達ですから、エネルギーに溢れています。
バン2台とトラック1台に分かれ、私たちはバンに乗せてもらったんですが、同乗者の方々は明るく楽しくいい人ばかりでした。
支援物資を飛行機の荷物制限を軽く超えてしまうくらい持ってきた医療関係者、市議会議員、スープカレーチェーン店の経営者、パフェ屋さんの経営者、そしてNPOの方。
ものすごく面白い道中でした。

途中、川をフェリーで渡るんですが、そこでの物売りと子どもたちのエネルギーも半端じゃなかった。
子どもは人懐っこく、遊んでいて、たまに物やお金を要求してきて、駄目でもまた遊んでくる。
物売りは誰かが買うと、あんたも買いなさいよという雰囲気で声を書けて来たり、冷えた缶ジュースをいきなりほっぺたにくっ付けてきたり。
本当にたくましい。
待ち構えてます

私たちと違い、同行者の方々は色々なものを買っていたので、子どもたちや物売りがずっとついてきました。
それこそ、フェリーの中まで(笑)
この人たちは通行料とかいらないんでしょうね。
バイクも同じところで船を待ちます
ゲートが開いたら船まで歩く
人や車や物で船上はギュウギュウ

さて、フェリーを降りてしばらくするとアスファルトで舗装された道が終わり、土の道路になります。
アスファルトでさえ凸凹な道、未舗装な道は推して知るべし、です。
日本ではなかなか味わえないアトラクションですね。
悪路でトラックが動けなくなり、工事車で押して通過していきました。

目的地の学校前に着くと、何やらただならぬ雰囲気。

数名の大人やたくさんの子どもたちが校門のところで待っています。
子どもは両手に旗を持っています。

下りるや否や、現地の大人の方が同行した日本人達と握手やハグをしています。
(後で分かりましたが校長先生や学校の先生方でした)
呆気に取られる私。

学校設立支援。すごいですね。

私たちも車からおり、説明も出来ないので、一緒に加わりました。

少し校長先生がお礼を述べて、ランチタイム。
ここで私たちは、井戸を見に、バイクで連れて行ってもらいました。

久しぶりに乗るバイクの後部座席。
未舗装で凸凹な道。
日本ではなかなか味わえないアトラクションです。


数分走った後、一軒の民家の前で停まりました。
ここの井戸が、例の井戸です。
場所はプレイソムラオン村。

初めて見ることができた井戸に感動仕切りの妻。
来ることができて良かったです。
乾季には枯れてしまう井戸が多い中、この井戸は一年中使えると家長さんらしき男性が嬉しそうに話してくれました。
これは後で聞いた話ですが、カンボジアの地下水か地中にはヒ素が多く含まれているそうで、プラスチックの管で汲み上げるとヒ素がそのままになってしまうそうです。
鉄製の管を使うと、ヒ素が鉄と結合するようで問題ないとのこと。
問題になった時に調査した結果、この井戸からヒ素は検出されなかったとのことでした。

うん、良い井戸だ!
年中良い水が出ます


時間も限られているので、街中で昼食を食べ、また学校に戻ります。
ちょうどその時、授業が行われていました。


今回の学校支援の方たちは今夜、この村でホームステイをするとのこと。
このツアーの目玉らしいです。

私たちは日帰り。
元々プノンペンへ戻る予定だったトラックに乗り、短時間の滞在は終わりました。
最終的に料金も一人35ドルに安くしてもらいました。
ありがとうございました!
帰りのトラック

明日はカンボジア滞在最終日。
市内観光とバスの手配だ!
泊まっている宿の入り口。トゥクトゥクがいつもいっぱい

2013年6月27日木曜日

106.(7.14更新) カンボジア7日目。首都プノンペンへバス移動


今日は朝から良い天気!

昼食にお勧めされたお粥屋さんへ。すぐ近くだった
保存状態・衛生状態は大丈夫か!?いつも心配してます
美味しくて、ボリュームもあって満足!


今日は今いるシェムリアップから首都プノンペンへバス移動をします。
昨夜一番安かった旅行代理店『 ANGKOR PICH ERICH SERVIC 』へ代金(一人6ドル)を支払いました。
広くて新しいシート、トイレ付、ペットボトルの水1本付、約6時間、とのこと。

宿からのピックアップがあるので宿の共有スペースで待っている時に、スタッフからどこのバス会社かを尋ねられました。

PARAMOUNT ANGKOR EXPRESS

その名前を伝えた瞬間、あちゃ~っていう顔をされました。
以前その人がその会社を使った時に、サービスや対応が酷く、時間も6時間のはずが10時間以上かかったから、もう2度と使わないと決めていたところだったようです。

その時すでにピックアップに来る予定時間を過ぎていたので、このまま来なかったら電話してあげると言ってくれました。
今回は20分程度の遅れで済みました。長かった短かったのかは分かりません。
Adviser Angkor Villa の受付兼共有スペース

ピックアップのミニバスが街のあちこちを回り、ターミナルへ付き、少し大きめのバスに乗り換えて一路プノンペンへ出発です。
すでに予定時刻を30分程度過ぎています。これは当たり前かな。

バスは広くなく、新しくなく、トイレも無く、水ももらえませんでした。

休憩は1回のみで、広い食堂での昼休憩(って言っても14時過ぎ)でした。

いつ出発かを聞いても英語が全く通じず全然分かりません。
ドライバーとスタッフはさっさとご飯を食べていました。
とりあえず私たちもご飯を食べようと炒飯を注文して待っていると、バスからクラクションの音が。
西洋人の旅行者たちが数組食べており、まだ出発はしないだろうとタカをくくっていたらバスが移動し始めました。

!!!

アジアでは乗客を確認せずに出発するバスが結構あります。

慌ててバスへ向かい、もう行くのかと伝えると、「Yes」とのこと。
これは通じるのか!と突っ込みたくなりましたが、妻や食事中の旅行者に伝えてバスへ乗り込みました。

出発直前、食堂のスタッフがテイクアウト用の容器に入れた炒飯を持ってきてくれました。
なるほど、こういう仕組みなのね。
こういうところはしっかりしてます。
とにかく食べられて良かった

カンボジアの道は、日本や他国のODAの援助もあり、年を追うごとに良くなっているようです。
でもまだもちろん全てではないので、道の悪いところや舗装が剥がれてそのままのところもたくさんあります。

一度、工事か事故かよく分からないところで1時間ほど立往生しました。
日本のように工事会社が交通整理をするわけではなく、みんなが我先に通ろうとして全然進まなくなってしまっています。
そして当然大型の車は全然通れず。
道路上は国民性と経済の成熟度が表れます。


予定よりも2時間近く遅れてプノンペンへ到着、したのは良いんですが、旅行代理店で説明を受けた場所とは全然違う場所でした。
ここはどこ!?
夜の20:30。オフィスはすでに閉まっています
アプリ『 MapsWithMe Pro 』を起動し、現在位置を確認。
調べていた場所とは違ったので、急遽PDFのガイドブックと少し調べていた情報を元に宿を探しました。
時間も遅く、いくつか回るのも面倒なので、安宿で有名なところにしました。
アプリを見ながら夜道を歩いて無事に到着

Capitol Guest House 』(ツアー会社も併設)
  5ドル
 ファンのみ。水シャワー。ダブル
 Wi-Fi部屋でも使える。共有スペースなし(併設レストラン有。21時閉店)
 とにかく安い!汚くはない。バスタオル・石鹸有り