2013年8月18日日曜日

今後の空白期間や投稿内容について

※※※ 8/10インドまでは記録用完成。 ※※※

ブログの更新がすっかり遅くなってしまっているので、
今後のブログは2回に分けて記事を書くつもりです。

 1度目は簡単でもなるべくリアルタイムな投稿を。
 2度目は自分の記録用に追記します。

  投稿のタイトルに、番号と(月.日更新)と書かれてあれば2度目の投稿です。


元々は自分の記録用に始めたブログ。
過去の旅は記憶に残っていることもあれば忘れていることも多いです。
写真を見れば思い出せることもあるけれど、きっと忘れてしまっている部分が多いから、また見返した時に記憶を呼び起こせるようにと。

しかし、一度に詳細に書こうとすると、内容が増えて時間がかかりすぎました。

旅中にまとまった時間を作るのは、思った以上に難しかったです。
旅をしながら、丁寧なブログを描いている人って本当にすごいです。

今回のアイデアを考えたのは10月19日
書き終えていたのは8月10日までの記録。
 …その差、2か月以上

その前から簡単なメモは残しておいたので、その分(13投稿分)の1度目の投稿を一気に更新しました。
後で、時間がかかっても自分のために記録用投稿をしていくつもりです。

※1度目の未投稿
  8月 イタリア
  9月 スペイン(バルセロナ)、モロッコ、2度目のスペイン(バルセロナ)、フランス(パリ)

今後ともよろしくお願いいたします。

2013年8月17日土曜日

137.(10.24更新) 8.17 イタリア3日目から。2回目の海外入院生活


人生初の肺炎に罹り、イタリアに来た次の日から6日間入院してました。

タイの私立病院とはもちろん違い、4人部屋。
他の3名は高齢の男性ばかりでした。
しかも1日に一人は退院していきました。

イタリアではあまり長期での入院はさせないそうです。
もともと救急外来だったので、ちがう病棟に移されたのかもしれませんが。


毎日同じ朝食。カフェオレとビスケット
毎日同じ昼食。
毎日同じ夕食。はい、昼食と同じです(苦笑)

ドクター&ナースはイタリア人。
映画の中のような感じでいました。


思っていたより長引いてしまいましたが、本日17日に退院しました。
ですが、まだしばらく静養が必要とのことです。

肺炎は一度かかるとかかりやすくなるようなので、今後は本当に気をつけます。

とりあえず10日間は抗生物質を飲み続けます。


妻は、全身の蕁麻疹は数日後に治まっていったんですが、下痢の方が処方薬(整腸剤)では効果が無かったようでした。
再度薬局に行き、さらに強力な整腸剤を飲んでから、やっと少しずつ治ってきているようでした。
自分も大変なのに毎日、歩きや自転車でお見舞いに来てくれました。
もう頭が上がらないなぁ。


医師の指示で、今とあまり気候の変化の少ない場所で過ごすように言われたので、8月いっぱいはイタリアにいるつもりです。
9月中もできればヨーロッパにいた方がいいとのこと。
明日からミラノへ向かい、安宿に二人で泊まってゆっくりします。


病気になると健康のありがたさを痛感します。

旅に出て外食続きだと、栄養バランスがなかなか取れません。
それに旅の面白さと疲労は一体なんですよね。
ほんと、旅での体調管理は難しいです。

まだ私たちの旅の期間的には3分の1。
気合が足りなかった部分もあります。
しっかり治して、気合を入れ直して、最後まで旅を続けます。

2013年8月12日月曜日

137.(10.24更新) 8.12 イタリア2日目から。初めての肺炎。


今朝、近くの公立病院へ義弟に連れて行ってもらいました。
私立病院の方が早く対応してくれるのでそこへ連絡してくれたんですが、バカンスで対応できる医師がいなかったようです。
休みを取りやすいのは良いことですが、そうなるともちろんこういう事態になりますよね。

公立病院では、すごく待たされたり、検査をするために半月待ちだったりと対応してもらうのにすごく時間がかかるようです。
市民の医療費は無料のようです。
(私立はもちろん有料。)

私と妻は別の診察だったようで、私は緊急外来へ、妻は皮膚科の方へ行きました。
受付などは全てイタリア語だったため、義弟が通訳してくれました。
本当に頼りになるなぁ。

皮膚科は空いていたようで、症状を伝えたら、蕁麻疹を抑える注射を臀部に打たれ、塗り薬と飲み薬を処方してもらいあっさり終了したようです。

私は血液検査やレントゲン検査をすることになり、待合室で長いこと待たされた後で告げられたのが…


なんと、『 肺炎 』でした!

インドで8月3日から患っていて良くなったり悪くなったりを繰り返していた風邪、これで体力や抵抗力が無くなってしまい、肺炎に罹ってしまったようです。

すぐに点滴が始まり、入院することになりました。

人生初の肺炎。
まさかこのタイミングで罹るとは…。
このタイミングだから罹ったのか…。

2013年8月11日日曜日

136.(10.24更新) 8.11 イタリア初日。初めてのイタリア。妹夫婦の元へ


オマーン空港からのフライトは人生2番目にキツイものでした。
熱でなかなか寝られなかったり、狭くて体がきつかったり、熱で節々が痛かったり、夜中何度かトイレに行ったり。
寝ている時でも、寝苦しそうだったと妻に言われました。
妻には心配をかけっぱなしです。

インドのデリーでは異常なしと言われていましたが、これは絶対何かある。
インドの次はオマーン空港で何か拾っちゃったかな。

それでも解熱剤も効き、イタリアのミラノ空港に到着する頃には少しは回復していました。
しかしもちろん体力は無く、荷物を取るのも一苦労。

実は、妻もオマーン空港で体調が少し悪くなり、イタリアに着いて発熱しました。
37.7度。
この後、全身に蕁麻疹が広がり、お腹も壊しました。
それにも関わらず看病してくれてたなんて、本当に申し訳ない。


到着ラウンジに出て、迎えに来てくれた義弟を見つけた時には心底ほっとしました。

義弟に会えたことで少し落ち着いて、空港で保険会社に連絡を取り、パルマに提携病院があるか確認しましたがミラノにしかありませんでした。
パルマでも事後清算ができるとのことだったので、通院の可能性を考えて、ひとまずパルマに向かいました。


イタリアの道は舗装が完璧でとても快適。
車窓から見える景色は、郊外の農場地帯が多く、すごく綺麗でした。少し北海道みたいな雰囲気。
インドとはまるっきり違う世界なのを実感します。

ミラノから車で3時間ほどで、妹夫婦のパルマに到着しました。


街全体が歴史を持っていて、すごく良い雰囲気。
アパートもとても綺麗でした。
着いてすぐに寝られるようにと、ベッドを用意してくれていました。

妹が妊娠しているため、マスクをして、できるだけ近づかないようにして仮眠を取りました。


今日は日曜日でパルマの病院は休みだったので、明日早くに行ってみることに。
ちなみに今はイタリアのバカンス期間中。平日でも医者が少なかったりするようです。

どうなることやら…

2013年8月10日土曜日

135.(10.7更新) インド最終日。オマーンでのトランジットで病気再発。実は…

リシュケシュに着いた翌日3日から発熱し、一週間体調を崩していました。

リシュケシュでは妻と一緒にヨガのアシュラムに行く予定がそれができず。

結局、『YOGAVINI』は先生が帰って来ませんでした。
妻は1度だけホテル併設のヨガレッスンを受けたり、近くの屋外ヨガに参加したり。
アーユルヴェーダのマッサージも宿泊していたホテルで受けられたのでそれも体験していました。
でもほとんど看病で付いていてくれて、本当にお世話になってしまいました。


インドは初めから終わりまでいろんなことがありました。
本日、そんなインドともいよいよさよならです。

宿を出るとこんな光景が。
 インドで初めてゴミ収集車を見ました。

いたるところにゴミが落ちているインド。
朝は一番きれいですが、すぐに汚くなります。

食べ物の包み紙はもちろん、ペットボトル、空き缶など、さまざまなゴミや、唾、噛みタバコ、いろんなゴミや汚物が路上には溢れています。

これはインドに生活している人には当たり前でも、外から来た私たちにはものすごく抵抗があること。
大きなカテゴリーで言えば「教育」の違いでしょうか。

それから、この国はカースト制度が今も根強く、ゴミ掃除をするカーストの人もいます。
ゴミが無ければ生活できない人もいるのかもしれません。

ゴミを捨てること自体が良いか悪いかは、外国人の私には分かりませんが、この習慣は慣れることはできませんでした。
最近、インド政府が企業に環境対策についての規則を改定したようです。それがどこまでのものでどこまで浸透するんだろうか…
ゴミだけでなく、汚水や糞尿も。それが当たり前!

ナイトバザールのある旧市街からニューデリー駅の構内を抜けて空港行きの電車乗り場へ向かいます。
駅構内にはこんな人も。混んでるし便利かも

そして空港行きの乗り場へ到着。
新しい建物でした。
新しい!警備も厳重でした
自動改札。ゴミが無い構内
車両内もメチャクチャきれい。ここはどこだ!?

そして空港に到着。鉄道と直結していて楽です。
ここもキレイでした。

空港ラウンジで休憩。

今回はオマーン航空を使います。

あ…、
LCCじゃないから機内食が出るという事を忘れてました。
ラウンジの食事をたくさん食べてしまってお腹いっぱい。
でも、ラウンジの方が美味しかったし、ま、いいか。
オマーンに近づくと眼下には今までにない光景が広がっていました
オマーン、調べてないから分からないけど、機内から見た街は整然としてて綺麗でした。

オマーン・マスカット空港(Muscat International Airport)に到着。
バスで移動

オマーンでは乗換え(トランジット)だけなので、またラウンジを使います。
11日02:35am出発、7:40am到着予定です。
ラウンジの入り口

この空港内のキレイなラウンジで優雅に休憩中、急に発熱しました


喉が痛くなったのが前兆でした。
その後手足が痺れるほど寒くなり、持っていた服をすべて着て、スタッフに毛布を2枚借りて…。
それでもすごく寒くて、体温計で熱を測っていたら、最終的に40度を超えました

妻は心配してイタリア行の飛行機の搭乗を見送ろうかとも言ってくれましたが、この後の手続きをするのも面倒だし、オマーンの医療事情も知らないので病院にかかるのも不安だしということで、とにかく飛行機に乗ることにしました。

ラウンジ内のWi-Fiで妹夫婦には状況を伝えて、明日は妹には家で待機してもらい、迎えを義弟にお願いしました。

リシュケシュからデリーに移動したときに使った強力な解熱剤を飲み、怪しく思われても構わないとマスクをして。
それでももちろん、身体は重くて、怠くて、寒くて、どうしようもなかったです。
でも前に進まなければ余計に事態が悪化しそうな気がしました。

搭乗拒否されることなく、何とか無事に飛行機には乗ることができました。
搭乗手続きする時だけマスクを取り、平気なふりをしていたので。
でも、飛行機に乗る時の移動中は、8月なのに一人だけ厚着してたし、本当に怪しかったです。

最初から最後までドタバタのインド編はここまで引きずることになってしまいました。

2013年8月9日金曜日

134.(10.7更新) インド18日目から。デリーへ移動し病院を受診!インドでの血液検査

3日からの39度台の発熱は葛根湯で順調に下がっていき、3日目(5日)に平熱に戻りました。

と思ったら、その日の夜からぶり返し、また高熱に悩まされてました。

日本でだったら普通の風邪なら1~2日寝込めば治るのでおかしいなぁと思っていたんですが、次の日にも熱は下がらず…。

インドのお医者さんが経営していた薬局が近くにあり、その医師本人がいる時間帯があって、ちょうどその時に行けたので相談しました。
「疲れと気候の変化で間違いない」と言われました。

問診だけで喉の視診や体の触診は無かったですが。
薬を処方してもらい、ビタミン剤も買いました。

しかし、しばらく様子を見てもイマイチだったのと、風邪以外のインドの病気(デング熱やマラリア)の可能性も考え、保険会社にも連絡を取りました。

10日のフライトでインドを出て、11日にイタリアにいる妹夫婦の家に行くので、何としても治さなきゃと思ったんです。
しかも今、妹は妊娠中。変な菌は持って行けません。

しかし、保険会社からは、その時滞在していたリシュケシュ近辺には検査のできる提携病院は無いと言われてしまいました。

一番近くてもデリーにしか保険会社提携の病院はなかったので、
7日にきっつい解熱剤を飲んでローカルバスで7時間かけてデリーにやってきました。
(この解熱剤、汗をかきまくってフラフラになるのでなるべく飲みたくないんです)
リシュケシュのバス停
ローカルバスに揺られて
デリーに着いた頃にはすっかり夜。ここはどこ!?
近くの電車に乗ります
入場の際のセキュリティチェック待ち
今日はいくつか宿を探し、最終的に噂を聞いていた日本人宿『サンタナ』に宿泊しました。
この時も、妻が宿に聞きに行ってくれて助かりました。

 金額 : 500 INR(1 INR≒1.68円)
 部屋 : ツイン
 Wi-Fi : 有り(弱い。共有スペースのみ。部屋ではできず)
 空調 : ファンのみ。
 トイレ : 共有
 シャワー : 共有
 アメニティ : 無
 その他 : 朝食付き

部屋は暑くて快適ではなく、聞いていたよりも過ごしにくかったですが、日本人スタッフの方はとても親切でした。



8日『MAX Hospital』という病院で血液検査とレントゲン検査などを受けました。

いつも賑やかなマーケット。ここから出発
通訳の人が迎えに来てくれました。トゥクトゥクで移動です
インドでは車線って関係ありません。目安程度です。対向車線も走ります

病院へ到着
大きな病院でした
周辺の建物には似つかわしくない豪華なエントランス
立派な受付
裕福そうな人たちがたくさんいました
病院名と場所
大きな病院で昨日検査してもらい、本日9日、結果が分かりました。



ただの風邪!


分かってしまえば、何だ~って感じですが、本当に対した事なくて良かったです。
何か見つかれば、フライトの延期や予定キャンセルを考えなきゃと思っていたので良かったです。

バス移動した日までが不調のピークでした。
あの日に本当は一日2個までの解熱剤を3個飲んだからか、次の日も大量の汗をかきまくりました(^^;;
今はもう解熱剤を飲まなくても平熱に戻っています。


他の日本人も言ってたけど、インドの風邪は時間がかかってしまうみたいです。
長い人は一ヶ月も熱が続いていたとか…。

病院行ってください!


それと、インドの病院では、お金を取るために、あえて大病だと誤診をされるとも聞きました。
それでも、軽く見られて後々大変になるくらいなら、まだ大病だと言われた方が良いのかも…


旅人も、そうでない方も、お身体にはくれぐれもお気を付けください!