日本人は無宗教だと言われていますし、そう思っている人はたくさんいますが、
私が個人的に、多くの日本人は神道と仏教のミックスの信仰をもっているよなと思っています。
「いただきます」や「ごちそうさまでした」、神頼みや「ありがとうございます」などは神道だし、初詣や願掛けなど、神社へは多くの人が行っています。
多くの人のお墓は寺院のが関係する墓地にありますし、法事は仏教式であげる家庭が多いですよね。
私ももちろんその一人です。
誰かに「宗教は?」と聞かれると、2つ答えます。
神道は知らない人も多いので仏教だけ伝える時もあります。
インドは仏教発祥の地。
中でもブッダガヤーは仏教の創設者ブッダが覚醒した土地です。
コルカタとガンジス川で有名なベナレスの間にあります。
私たちの次の目的地はここ、ブッダガヤーです。
まずは電車でガヤーという駅まで。
駅の構内。早朝にもかかわらずすごい人 |
ホームには誰でも入れます。電車に入って物を売る人も |
十両以上連結している電車。とにかく長い。北インドでは一般的!? |
驚いたことに、今回の列車は出発も到着もほぼオンタイムで遅延がありませんでした。
ここ数年、インドの電車のシステムが良くなり、昔よりもだいぶ遅れる確率は少なくなってきているようです。
(それでもやはり何本も数時間単位での遅れはあるようですが)
ガヤーからブッダガヤーまではトゥクトゥクで移動します。
少し離れたくらいだとまだまだ溢れるほど人がいて、何人ものトゥクトゥクドライバーが一斉に声を掛けてきます。
今回はガヤーからブッダガヤー(マハボディ寺院 Mahabodhi Temple)まで二人で100INR(ルピー)。1INR≒1.68円。
この値段だと貸切はできず、乗り合いでしたが、後ろの席は私たちだけで結構快適でした。
インド人たちと同じように乗り合いだと、一人20INRほどらしいです。でも1台に8~10人くらい乗ります。
前には運転手も含めて5人乗り |
ブッダガヤーの外壁のような門に着くと「ここからはトゥクトゥクは入れない」と言われました。
出ました。初めに行ってた場所と違う場所に降ろされる戦法。
そして待ってたかのようにサイクルリクシャーやバイクタクシーの人が話しかけてきます。
「初めにマハボディ寺院ってそっちも言ったでしょう!」
と何度もドライバーと話すと、「OK]と、道路ではなく、ものすごいデコボコ道(?)や空地を進みだしました。
そして門からある程度離れたところで道に戻りました。
その門さえ通り抜ければいいんかいっ!
ものの数分でブッダガヤー中心部のマハボディ寺院に着きました。
「200ルピー。門からこっちは別料金だ」
と言われます。はい、出ました。割増料金。
旅行者からは搾り取れるだけ搾り取ろうとしてきますね~。
もちろんこちらは100INRのみしか払わず。
それでも高いんですけどね。
強気でいかないとインド人に飲み込まれてしまいます。
目的地に着いたら、続いては宿を探さねばなりません。
ガイドブックを見て、だいたいの目星を付けてから移動開始。
思っていた場所はコンクリート道路が終わって、土のデコボコ道の方。
途中に比較的新しそうな宿も数件建っていましたし、建設中の建物もありました。
その中の1件の人が声を掛けてきました。
とりあえず中を見せてもらうと、築3年とのことで新しく、値段もツイン・ファンのみ・シャワー、トイレ付きで400INRと安かったのでここで。
と思ったんですが、手続きに時間がかかり、待っている間に他のところを見に行くと、同じような条件で相場が300INR程。
その中の1件と交渉し、連泊で1泊250INRになったので移動しました。
ブッダガヤーの安宿
『 RAHUL Guest House 』
250INR
ツイン。ファンのみ。Wi-Fi有り。
お湯シャワー。トイレ。石鹸。
ここ、ブッダガヤーは停電がとにかく酷い。
数秒おきに停電することが何度もありました。
なので、ホテルやレストランには発電機がたいてい設置してあり、最低限の明かりはつくようになっていました。
宿ではファンも止まるため、停電だと暑かったです。
Wi-Fiも遅い(インド標準)し、停電でよく切れるのであまり使い物になりませんでした。
Wi-Fi環境は停電のため、どこも一緒でしたが、レストランなどよりは宿の方が快適でした。
さて、ブッダガヤーには日本寺もあるようなので明日行ってきます!
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