2013年7月19日金曜日

124.(9.2更新) インド2日目。インド人の詐欺手法とマザーハウスのボランティア登録


昨夜は、昨日のお店の出来事を色々振り返っていました。
やはり『 COTTAGE CRAFT 』での話は上手くいき過ぎています。
今日お店に行く前に、インターネットショップに行き、少し調べました。(20INR。1INR≒1.68円。2013/7/19)

そうしたら出るわ出るわ。日本語を話すインド人の詐欺事件の数々!

日本語を話せる9割以上は黒、つまり詐欺目的との情報。


確かに昨日、日本に住んだことがあるというインド人に何人か会いました。
日本人の奥さんがいるという人も数人。
このサダルストリート界隈のこんな狭いエリアに、ありえない確率です。

今、情報だけならインターネットでかなりのことを知ることができます。
もちろん住んでいなくても、あたかも住んでいたように振る舞うこともできるでしょう。

最低2か所程の情報を仕入れておけば、万が一相手が住んでいた所と自分が住んでいたという所が一緒でも切り替えることができます。
私たちも自分が住んでいない土地のことはほとんど知りません。
それっぽく日本語で話して、ぼろが出ても勘違いで済ませられます。

ホームページ上には沢山の日本人被害者がその被害状況を怒りと共に報告してくれています。
まずは事前に調べられればいいんですが、インド人たちも手口がかなり巧妙化・長期化していて、全てを警戒することが難しいのが現状です。
しかもインドでは携帯電話がとても普及しており、また通話料も安いらしく、しょっちゅう電話しています。
今は彼らの電話網がすごく発展しており、カモがいると、すぐに仲間を呼び、集団で騙しにかかるようです。
また離れた土地での血縁関係や交友関係も広いらしく、手を変え品を変え騙してきます。


私たちが出会ったB氏やKAN氏は本当に騙そうとしているのかは分かりませんでしたが、
怪しい言動があったのも確か。

基本的に話しには乗らないようにして、でもあと数日はコルカタに滞在したいので、変に目をつけられないように(これは妻の発案)適度に話を合わせておこうということになりました。

実際に、お店で待っていたはずのB氏が、私たちが宿を変わったことを見ていたりと、妻の心配した通り、動向をチェックされていたことがありました。
私はもうお店に行かなくてもいいんじゃないかとも思いましたが、変に関係を切るよりも良かったかもしれません。

結局今日の午前中にKAN氏は現れず、話はできなかったため、宿を教えてもらうことはできませんでしたが、B氏から「あの時ここに来ずに○○にいたのは何故だ」と言われた時に、紹介された宿に移らなくて良かったと思いました。

移っていたら身柄を確保されているようなもんですからね。

上手い話は警戒を怠らず、途中で諦めることも重要ですね。


今回の話が無くなり、今夜の宿を『Ashreen Guest House』にして移りました。
しかし入ってすぐに、ポタポタと変な音が…
エアコンから水が漏れていました。
ホテルの従業員ではどうすることもできず、業者を呼ぶから今日はその部屋に泊まることができないとのこと。
また他も満室だったため、1泊だけすぐ近くの宿に泊まることになりました。

『 AFRIDI INRERNATIONAL 』
  840INR
 エアコン。お湯シャワー。Wi-Fi無し。
 少し広いがカビ臭い。
 (1300INR以上の綺麗な部屋もアリ)


さて、今回のメインの目的、マザーハウス(Mother House)でのボランティア 】

ボランティアをするためには基本的にボランティアの登録が必要です。
(短期滞在者のために、当日朝に行けばもらえる1daypassもあります)

ボランティアの登録は月水金曜日の午後15:30から、マザーハウスではなく、その近くの施設『Shishu Bhavan(シュシュババン)』という建物で行われます。
ここはの孤児や貧民家庭の子ども達を収容する施設です。障害を持っている子と持っていない子に分かれています。
ここに隣接した建物の1階で登録が行われました。


私たちは場所が分からなかったのでマザーハウスに行き、シスターに聞いて辿り着きました。
『 Blessed Mother Teresa Missionaries of Charity Motherhouse 』
住所: 54A, Acharya Jagadish Chandra Bose Rd, Taltala, Kolkata, WB 700016


今日も世界各地から沢山の人たちがボランティア登録にやってきていました。
言語によって分けられていて、日本人用の説明もありました。
ボランティア登録のためのボランティアスタッフもいて、その方Nさんに説明を受けました。

マザーハウスが所有する施設は6つあり、ボランティアをする場所を1か所決めてシスターに面接時に伝えて、それが通ると決定になります。
有名な『死を待つ人の家』もありました。
私たちの第一希望は子どもたちの施設だったんですが、最低3日以上のボランティア日数が必要とのことで、それぞれの第2希望になりました。

私は『死を待つ人の家(カーリーガート)』では収容しきれない人たちのための施設『プレムダン』で、
妻は未成年・成年の女性のみの施設『シャンティダン』でボランティアすることになりました。

夜、Mさんを訪ねて今朝のお詫びをすると、
「全然構いませんよ。明日はどうしますか?」と明日のことを教えてくれました。
Mさんは毎日ボランティアの前、6:00から行われているマザーハウスでのミサにも参加していました。
私たちも参加してみたかったため御一緒することに。

さて、いよいよ明日からボランティアだ!

【おまけ写真・インドの路地】

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