2013年6月9日日曜日

93.(6.27更新) タイ日2目。日本以外で友人と再会。そして人生初の….txt


目覚めるとそこは昨日初めて会った人のおうち。
なんとも不思議な感覚でした。

大きな窓からは明るい日差しが差し込んでいました。
ホテルとは違い、家主たちが活動をし始めるまで、静かに過ごしていました。
居間の一角に布団を敷いてもらっていたので昨日のパーティの片づけをしたり。

本日はタイでの目的の1つ
 1)プーケットで日本から休暇で来ている友人たちと合流する。
の予定日です。

ネットにつなげられておらず、連絡ができていませんでしたが、Chomさんに自宅の無線LANを教えてもらい何とか確認を取ることができました。
その時にSkypeで通話したんですが、海外でも無料通話ができるって本当に便利ですね。
実際は通話がつながった後に電波が不安定で切れてしまい、その後はメッセージのやり取りだったんですが、ちょっとだけでも声を聴けたことがとても嬉しいものでした。

ブランチを外のタイ料理屋さんで食べて(地元のお店でとっても美味しい)、友人たちのいる海岸沿いまで走るバスのあるバス停まで送ってもらいました。


ちなみに…
 カウチサーフィンは無料で部屋の一角を借りさせてもらう仕組みなため、食事などは割り勘が多いようです。
 お店に連れて行ってもらって、支払いの時に何も言わないと、相手からは請求しにくいかもしれないので、せめてこちらから「いくらですか」などと聞いた方がいいと思います。
 泊めてもらっているから食事は払うというのもいいかもしれませんが、あまり気を遣いすぎてしまうと、逆に相手も気を遣ってしまいます。
 日本の流儀を通すよりも相手に合わせた方がいいと私は思っています。

ちなみに2…
 プーケットはビーチからビーチへのバスはほとんど走っていません。
 ほとんどタクシーなどです。
 Tajさんの話では、タクシー会社や地元の有力者などが権力を持っており、公共交通機関が不十分なままだと言っていました。
 ちなみに電車もプーケットにはありません。

地元のバスを使うと、その地域の雰囲気がとても良く感じられて好きです。
エアコンは無く、窓が開いていて、風がとても気持ち良かったです。
Tajさんが運転手さんと話してくれている時に、私たちも目的地を告げていたので、近くのバス停に差し掛かると声をかけて教えてくれました。

少し離れたところでしたが、GPSを拾って現在地や向いている方向まで教えてくれるオフラインマップアプリ『MapsWithMe Pro』を使い、スムーズに友人の待つホテルに着くことができました。

友人たちはちょうどフロントでチェックイン手続きをしているところでした。

この日本の友人たち、全員(たしか)愛知県民で、一人(T君)がプーケットの観光産業で働きだしたため4人で時期を合わせて遊びに来てました。
もう数日別のビーチに滞在し、このうち2人が今日帰り、残りの3人で最後の1日だけホテルを変えようと移動してきました。

友人の一人が犬と接触し、念のため病院で診てもらうことに。予約済みでこれからすぐに行くとのこと。
狂犬病なら大変なことですからね。

T君が会社の車を借りてきてくれていて、チェックインが終わってから、その人を連れて行き、私たちは一足先に昼食を食べに行くことに。
夕方頃に帰りのバスがなくなってしまうので長居はできないと思っていたんですが、T君が家まで送ってくれることに。
これで心置きなく遊べる!ありがとー!

昼食の前にまずはビーチを見に行きます。
Patongビーチというところで、プーケットで一番人気があるところらしいですが、今は雨季でローシーズン。
風も強くて、人は少なめでした。

それから街をぶらぶらして、雰囲気の良さそうなレストランに入りました。
病院に行っていた友人たちも、問題なかったようですぐに合流できました。
昼間からタイのビールで乾杯し、タイ料理をたくさん注文し、バカな話ばっかりして楽しい時間を過ごしました。
ここは本当にタイなのか!?
時空を歪める力を友人たちは持っていました。

その後、お土産を買いに大きなショッピングモールに行くのに付き添い、時間はすっかり夕方になっていました。
当初は先に私たちをTaj家へ降ろしてもらってから、帰国組を空港へ行く予定でしたが、渋滞がよく起こるので順番を逆にして、私たちも見送りについていきました。

…、実はこの時から、私の身体に異変が起こり始めました。
 どうやらお腹を冷やしたようです。
 ショッピングモールで食べたソフトクリームか、マクドナルドの冷えすぎた空調か…!?
 そんなことを考えながら、古典的ですが手でお腹を温めていました。

空港に着くころには、お腹の痛みは軽くなるどころか、さらに痛くなっていました。
最後に軽く飲もうとバーのようなお店へ入ってから、温かいお茶をお願いして、すぐにトイレ(お店外の空港のトイレ)に行きました。

そして、やはり下痢でした。

汚い話ですが、単純な冷えなら一度の下痢で済むんですが、今回はどうやら様子が違いました。

下痢をしてもお腹がずっと痛いんです。
そしてまた下痢。

…あれ!?!?


やっとこの頃に、いつもと様子の違うことに気が付き始めました。

そして気分も悪くなってきて、上からも吐きました。
こんなに自然に吐いたのは何年ぶりだろうっていうくらいです。

一度みんなのところに戻り、お茶を飲んだんですが、数分くらいしかもたず、またすぐにトイレへと駆け込みました。

皆を代表してT君が何度か声をかけてくれました。

いよいよ出発準備の時間になり、何とか外へ出たんですが、少しだけ挨拶をしてまたすぐにトイレへと逆戻り。
この頃にはだいぶ衰弱していました。

残っている人達は場所を変えて、トイレの近くで待っていてくれました。

やっとトイレから出ることができるようになったとき、歩いてその場まで行くのがやっとで、皆の場所に行くと、そのまま椅子にもたれる様に、地面に座り込んでしまいました。
我ながら情けないと思いながらも、お腹が捻じれる様に痛く、全身に力が入らず、身体が言うことを聞きません。
この時にはひどい寒気も感じていました。

近くの椅子を空けてもらい、横になると、仲間が空港の看護師さんを呼んできてくれました。
脈や血圧、体温などを計り、空港ではどうしょうもできないので病院へということになり、救急車が呼ばれました。

人生初の救急車が海外とは!

後で分かったことですが、タイの救急車は病院所有で、病院から出てくるため時間がかかります。
しかもサイレンも鳴らさなかったり、信号も止まったり、応急処置もしなかったり、と日本の常識が通用しません。
妻と友人一人が付き添ってくれ、救急隊員と思われる人に色々尋ねても、英語が通じず、困ったような笑顔を返されるだけ。
T君の車で友人たちがすぐ後から追いかけてくれましたが、病院に着くのはほぼ一緒というくらい、救急車は急ではなかったです(笑)

この時、痛みと冷えはピークで、病院に着いた時(22時頃)に医師から痛みのレベルを10段階で訊かれ、
人生で2番目くらい痛いなと思いながら「9」と答えました。
慢性的な痛みと、定期的に襲ってくる激痛で、うめき声をあげてました。
自分でもびっくりです。
でも痛くて体裁どころじゃありませんでしたが。

TajさんChomさんも駆けつけてくれていたんですが、ろくに挨拶もできませんでした。

すぐに入院ということになり、点滴を打たれて、様子を見た後に個室へと移されました。
ひとしきり迷惑を掛けて、人生初の海外入院をして、この日は終わりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿