2013年6月8日土曜日

92.(6.24更新)フィリピン35日目。タイ初日。初めてのカウチサーフィン


ご無沙汰しています。
しばらく更新できていませでしたが、タイを抜けて現在6月24日はカンボジアのシェムリアップにいます。
数日前の記事で「なるべくリアルタイムに…」と書いておきながら全然更新できませんでした。
旅しながらブログなどを更新している人って本当にすごいなと尊敬している今日この頃です。

このブログは自分の日記用にもなっているので、過去に遡りながら出来事があった日付で更新しています。
ただ、今までの書き方だと何日に書いたか分からなくなってしまうので、今回からはタイトルに更新した日を載せていきます。

---さて、では6月8日はというと------------------


フィリピンの語学学校CNE1を卒業したその日、最後のドリンキングパーティに顔を出し、荷造りや片付けをして真夜中1時に出発しました。
同期を中心とした仲間たちに見送られ、とても切ない気持になりました。

ちょうど担当してくれた先生がマニラの友人宅に行くというので一緒に行くことにしました。
24時間バスが走っているフィリピンですが、夜間は利用者が減るんですがその分本数も減ります。
乗ったバスは空席を見つけるのがやっとなほど混んでいました。
先生と前後で座ったんですが、乗客はほとんど寝ていたためあまり話せず。
最後に別れを惜しむように、少しは話したかったけど、夜行は難しいですね。

バスターミナルには予定時間より少し早く着き、そこで待ち構えていたタクシーの中の一つと先生が交渉してくれて、スムーズに乗り継ぐことができました。
観光客を待ち構えている客引きたちは料金を平気で何倍も吹っかけてきます。
事前に情報を聞き、相場やぼったくり価格を聞いてはいましたが、先生が一緒だったので心強かったです。
とんとん拍子にことが進み、早朝にマニラ国際空港に着いてしまいました。いささか早すぎるけど、何にせよ一安心。

10:35発のJetstarで、途中、シンガポール・チャンギ国際空港に3時間トランジットして、プーケットに18:05頃着きました。
チャンギ国際空港はアジアのハブ空港として有名で、トランジットに対してとても手厚い空港です。
トランジットでも街中に出ることができたり、そのための無料ツアーがあったり、逆にトランジットエリアの中にホテルがあるため、航空券のチェックインが48時間前とかにできるものもあったりと、とても親切設定なようです。
しかも、空港の中がアミューズメントパークのようになっているらしく、飛行機を利用しない人でも来ていたり、人気のデートスポットにもなっているんだとか。
私たちはそれを知らずに、トランジットも短い時間の航空券を手配してしまったため、あまり満喫することができませんでした。
空港の中も魅力的だけど、せっかくpriority passを持っているのだからと、短い時間でしたがラウンジを2つ、梯子しました。
どちらも食事や飲み物、free Wi-Fiがあり快適でした。


今回のタイでの目的は2つ。
 1)プーケットで日本から休暇で来ている友人たちと合流する。
 2)バンコクのスネークファーム赤十字病院で残りの予防接種を受ける。
でした。

そして直前にもう1つ加わりました。
 3)カウチサーフィンで現地の人と関わる。

カウチサーフィンとは、
SNSのようなもので、旅行者が他人の家のスペースを無料で貸してもらったり、反対に、旅行者を自室に招待したりする制度です。
詳しくはWikipediaなどで…
今回はリゾート地プーケットで宿代を浮かせることが目的(…だったんですが、これが私たちの価値観を少し変えてくれました。)

今回のカウチサーフィンは2日ほど前に申請を出し、運よく泊めさせてもらえる方が見つかりました。
どこでもネットが使えるというわけではない中でメッセージをやり取りするのは難しかったですが、Wi-Fiを拾いながらなんとかピックアップしてもらいました。
携帯電話を持っていれば現地での連絡が楽なんですがまだ持っていないので早めに手に入れようと思います。

今回お世話になったのは、TajさんChomさん夫婦のお宅です。
建築家で、現在は自宅でお仕事をしていました。
着いてびっくり、すごくオシャレなお家でした。さすが建築家!
そして、さらに今夜は2人プラス3人(タイ人男女1名ずつ、フランス人女性1名)がいました。

このフランス人女性、民俗学者でタイに15年住んでいて、これから一時帰国して、また夏頃に戻ってくるとのこと。
なのでこの日はその方の送別会と私たちの歓迎会を合わせて企画していたようです。

始めはフランス人がタイ語を流暢に話しててビックリしました。
でも15年間住んでいても、まだ聴き取れない言葉もあるんだとか。
それもそのはず、なんとタイ語には5種類の声のトーンがあったんです!

大学の時に第2外国語で訳が分からないと思っていた、中国語の四声。
タイ語はそれよりもさらに1種類多いんだそうです。
もう本当に訳が分かりませんでした。
しかも、「近い」と「遠い」は同じ言葉で、微妙にトーンが違う、などというヤヤコシイ単語もあります。
でもベトナム語はさらにもう1種類トーンが多い、6種類なんだとか!
英語は難しいと思っていましたが、それよりもさらに難しい言葉ってたくさんあるんですね。

とにかく皆で食卓を囲み、Chomさんたちの作ってくれたタイ料理をいただきながら、英語で会話をしていると、少しだけ英語がレベルアップしているのを実感できました。
ただ、語い量が少ないのは一朝一夕ではどうしようもないですね。
日々精進あるのみ!
それにしても皆さん英語堪能だわ。すごいなぁ。

親切で旅好き、ちょっとシャイなTaj、明るく英語が堪能なChom、
日本語や日本文化が好きなBuku、とっても笑顔が素敵なJenjiJenji。

こんな世界知らなかった。
タイ人が一気に好きになった夜でした。
カウチサーフィンは初めてですが、思い切ってみて良かったです。

慌ただしくも楽しい旅の再スタートは、最初から最後までワクワクドキドキの一日になりました。

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